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あらゆる言語や宗教の人々に証言する王国宣教 1998 | 2月
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25 ムスリムに証言する: (「神を探求する人類の歩み」の12章をご覧ください。)ムスリム(モスレム)とはイスラム教(マホメット教)の信奉者という意味で,その教えには,彼らの唯一の神アッラー,およびその最後の最も重要な預言者ムハンマド(マホメット; 西暦570-632年)に対する信仰が含まれています。ムスリムは神に子があったとは考えていないため,イエス・キリストは神の下位の預言者であり,それ以上の者とは認めていません。1,400年足らず前に書かれたコーランは,ヘブライ語聖書とギリシャ語聖書の両方に言及しています。イスラム教とカトリックとの間には著しい類似点があります。どちらも,人間の魂の不滅,一時的責め苦の状態,および火の燃える地獄の存在について教えています。
26 唯一まことの神がおられ,聖書はその方の霊感を受けて記されたというわたしたちの信条は,明らかに共通の立場となります。コーランを注意深く読んでいる人は,トーラーや詩編や福音書への言及を神の言葉とみなしており,それらを神の言葉として認め,またそれに従わなければならないと解釈しています。ですから,それらを研究することを申し出ることもできます。
27 自分はムスリムであると言う人には,次のような話し方が効果的かもしれません: 「私は多くのムスリムの方とお話ししたことはありませんが,あなたの宗教の幾つかの教えについてこの手引きで少し読みました。[『論じる』の本の23ページを開く。] この説明によりますと,皆さんは,イエスは預言者の一人でしたが,ムハンマドは最も重要な最後の預言者であったと信じておられますね。では,モーセも真の預言者であったと信じておられますか。[答えてもらう。] モーセが神ご自身の固有のみ名について神から何を学んだかを見ていただけるでしょうか」。それから,出エジプト記 6章2,3節を読みます。再訪問の際に,「神への真の服従が求められる時」という小冊子(英語; ペルシャ語)の13ページの「唯一の神,唯一の宗教」という副見出しのもとにある資料を検討できるかもしれません。
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あらゆる言語や宗教の人々に証言する王国宣教 1998 | 2月
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ムスリム
「楽園への道を見いだす方法」(パンフレット)(英語)
「神への真の服従が求められる時」(小冊子)(英語; ペルシャ語)
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