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ハルマゲドン聖書から論じる
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文字どおりのメギドの山は存在しません。高さ約21㍍の荒れ塚が古代メギドの遺跡として見いだされるだけです。
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ハルマゲドン聖書から論じる
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歴史におけるメギドの役割を考えると,その名称は適切です。メギドの下方に広がる平原は何度も決定的な戦いの場となったからです
その場所でエホバは,カナン人の軍の長シセラを裁き人バラクの前に敗北させました。―裁き人 5:19,20; 4:12-24。
エジプトのファラオ,トトメス3世はこう述べました。「メギドを攻略することは,一千の町を攻略するに等しい」―「旧約聖書と関係のある古代近東テキスト」(米国,ニュージャージー州プリンストン,1969年),ジェームズ・プリッチャード編,237ページ,英文。
ハルマゲドンとは,軍隊,およびすべての国の支配者たちを支持する他の諸勢力を巻き込む一つの世界情勢ですから,メギド(「軍隊の集結」の意)という語が用いられているのは適切です。
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