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「聖地宝物展」ものみの塔 1987 | 5月15日
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ハバクク書注解 ― 長さ約1.5㍍の羊皮紙の巻き物で,神のみ名が数回出ています。この巻き物は「今世紀最大の考古学上の発見」と呼ばれ,死海写本のうち最も早く発見された写本の一つで,保存状態は最良の部類に入ります。(この巻き物には,エステル記を除く,ヘブライ語聖書の各書が部分的に収められており,その歴史は西暦前2世紀にさかのぼります。ですからこの巻き物は,幾つかの写本の断片は例外として,知られている最古の聖書写本より1,000年古いものです。)ハバクク書のほぼ3分の2(1:4-2:20)を収めたこのハバクク書注解は,西暦前1世紀の末にアラム語の角文字で書き写され,注解が挿入されました。「しかし,エホバのみ名を表わす四つの文字テトラグラマトンはどの箇所でも古代ヘブライ文字で書かれている」と,同美術館の説明文は述べています。そうです,テトラグラマトンをはっきり見ることができるのです!
「神の家」の陶片 ― 神のみ名がテトラグラマトンの形で2回出ている,陶器のかけら。イスラエル南部で発見されたこの陶片は,エリアシブという名の人物にあてられた書簡で,書かれた年代は西暦前7世紀の後半です。この手紙は,「我が主エリアシブへ。エホバがあなたの平安を求められますように」という言葉で始まり,「彼はエホバの家に住んでいます」という言葉で終わっています。―ニューヨーク法人ものみの塔聖書冊子協会が発行している「神のみ名は永久に存続する」というブロシュアーの12ページをご覧ください。
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「聖地宝物展」ものみの塔 1987 | 5月15日
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ハバクク書注解
[クレジット]
Shrine of the Book, Israel Museum, Jerusalem
「神の家」の陶片
[クレジット]
Israel Museum, Jerusalem
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