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  • 生き抜くための聖書の闘い
    聖書 ― 神の言葉,それとも人間の言葉?
    • しかし1947年,幾つもの非常に古い写本の断片が死海付近の洞くつから発見され,ヘブライ語聖書の数多くの書の断片もその中に含まれていました。キリスト時代以前の写本断片も多数ありました。学者たちは,本文伝達の正確さを確認するために,それら断片と現存していた写本とを比較しました。その比較の結果はどうでしたか。

      15 (イ)イザヤ書の死海写本とマソラ本文との比較の結果はどうでしたか。(ロ)死海付近で発見された幾つかの写本に,ある程度本文上の変異があることについてどんな結論を下せますか。(脚注をご覧ください。)

      15 発見された最古の書物の一つは完全にそろったイザヤ書でした。その写本とわたしたちが今日持つマソラ聖書との同一性には驚くべきものがありました。ミラー・バロウズ教授はこう書いています。「[近年発見された]聖マルコ修道院所属のイザヤ書巻とマソラ本文との相違の多くは書写上の誤りとして説明し得る。そうした点を別にすれば,概して,中世の写本に見られる本文との著しい一致が認められる。これほど古い写本に認められるこのような一致は,伝統的本文の全般的な正確さに対する再保証となる」。7 バロウズ教授はさらにこう付け加えています。「1,000年もの間に生じた本文の改変がこれほどわずかであったというのは驚くべきことである」。b

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    • b 死海付近で発見されたすべての写本が現存の聖書本文とこれほどに一致しているわけではありません。あるものは本文上かなりの変異を示しています。しかしそれらの変異は,本文の本質的な意味がゆがめられたことを意味するものではありません。アメリカ・カトリック大学のパトリック・W・スケハンによると,大部分は「それ自体の全体的論理に基づく[聖書本文の]補正」であり,「それによって形式的には拡張されていても実質的には同じままである。……全体を貫く姿勢は,神聖なものとみなされる本文に対する明白な敬意,すなわち(あえて表現すれば)伝達されてきた聖書の本文そのものによって聖書を説明しようとする姿勢」です。8

      別の注解者はさらにこう述べています。「あらゆる不確実性があるにしても,一つの重要な事実が残る。すなわち,我々が今日手にしている本文は,全体において,ほとんど3,000年昔の人々をも含むその著者たちの実際の言葉を公正に代表している。旧約聖書が我々に伝えている音信の真実性については本文の改変という面で重大な疑念を抱く必要は少しもない」。9

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