-
アラド聖書に対する洞察,第1巻
-
-
イスラエル人のアラドは,ネゲブの地域で最も人目を引く小丘の一つ,テル・アラドであると一般に同定されています。それはベエル・シェバの東約28㌔の緩やかに起伏する平原にあります。テル・アラドの発掘によって,200個ほどのオストラカ(陶片)が見つかりましたが,その約半数はヘブライ語,残りはアラム語のものでした。そのようなヘブライ語を記した陶器片の一つで,西暦前7世紀後半のものとされているオストラカは,次のように述べています。「我が主エルヤシブへ。エホバがあなたの平安を求められますように。……その方はエホバの家に住んでおられます」。―第1巻,325ページの写真。
-