-
教え諭す,諭し,教え聖書に対する洞察,第1巻
-
-
古代のイスラエルでは,エホバはご自分の民を教え諭す者として祭司たちを選任されました。モーセはこの経路を通して受ける諭しに従うことの重要性を強調して,こう述べました。「あなたは,エホバの選ばれる場所から彼らが言い渡すその言葉のとおりに行なわなければならない。よく注意してすべて彼らが教え諭すとおりに行なうように。彼らが指摘する律法に従い,彼らが述べる司法上の決定のとおりに行なうべきである。彼らが言い渡す言葉から右にも左にもそれてはならない」。(申 17:10,11; 24:8)
-
-
教える者,教師,教える聖書に対する洞察,第1巻
-
-
祭司やレビ人 神の律法をイスラエル国民に教えるのは,祭司やレビ人の責任でした。(レビ 10:11; 14:57; 代二 15:3; 35:3)その教える業は様々な方法で成し遂げられました。安息年ごとに,仮小屋の祭りの際に律法全体が民すべてに対して,つまり男女,子供,および外人居留者たちのために朗読されました。(申 31:9-13)時には,レビ人が民に応答を求めることにより,神からの律法を聴き手に銘記させたことでしょう。(申 27:14-26と比較。)祭司やレビ人は律法を朗読しただけでなく,その意味を説明したに違いありません。(ネヘ 8:8と比較。)また,彼らの行なった司法上の決定は,神の公正に関する諸原則を教えるものとなりました。―申 17:8-13; 代一 26:29; 代二 19:8-11。
-