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研究3 ― 時の流れの中で出来事の年代を算定する『聖書全体は神の霊感を受けたもので,有益です』
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聖書の記録は列王第一 6章1節で,ソロモンがその治世の第四年の第二の月にエルサレムでエホバの家を建て始めたことを述べています。これはその治世の満3年1か月がたった時であることを示していますから,神殿を建て始めた時は西暦前1034年の4月から5月にわたる時期ということになります。しかし,その同じ聖句は,それが「イスラエルの子らがエジプトの地を出てから四百八十年目」であったとも述べています。ここでも,480年目というのは序数ですから,満479年を表わしています。したがって,1034年に479年を足すと,イスラエルがエジプトから出た年として西暦前1513年という年代が得られます。
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研究3 ― 時の流れの中で出来事の年代を算定する『聖書全体は神の霊感を受けたもので,有益です』
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この「居住の期間」の最初の215年はカナンで費やされ,それから同じ長さの期間がエジプトで費やされ,ついにイスラエルは西暦前1513年に,エジプトによる支配とエジプトに対する依存から完全に独立するようになりました。c
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