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  • ヨブはエホバの名を尊んだ
    ものみの塔 2009 | 4月15日
    • 6 (イ)天で再び集会が開かれた時,どんなことがありましたか。(ロ)サタンは,エホバに対するヨブの忠誠心に挑んだ時,ほかのだれのことも念頭に置いていましたか。

      6 後に,天で再び集会が開かれました。その時もサタンは,ヨブのことを悪く言い,こう述べました。「皮のためには皮をもってしますので,人は自分の魂のためなら,持っているすべてのものを与えます。逆に,どうか,あなたの手を出して,彼の骨と肉にまで触れて,果たして彼が,それもあなたの顔に向かってあなたをのろわないかどうかを見てください」。注目したいのは,サタンが非難の対象を広げていることです。「人は自分の魂のためなら,持っているすべてのものを与えます」と言うことにより,ヨブの忠誠心だけでなく,エホバを崇拝する「人」すべての忠誠心に挑んだのです。その後,神はサタンがヨブを痛みの伴う病気で打つことをお許しになりました。(ヨブ 2:1-8)

  • ヨブはエホバの名を尊んだ
    ものみの塔 2009 | 4月15日
    • わたしたちはエホバをどれほど深く愛しているか

      10 エホバがサタンを無視することも滅ぼすこともしなかったのはなぜですか。

      10 エホバは宇宙を創造した方であり,創造された物すべての主権者です。では,そのような方が悪魔の挑戦を無視されなかったのはなぜでしょうか。それは,サタンを無視したとしても,あるいは滅ぼしたとしても,引き起こされた論争の解決にはならない,ということをご存じだったからです。悪魔は,エホバの際立った僕ヨブでも,経済的に恵まれた境遇でなくなれば,忠節を保つことはない,と主張していました。しかしヨブは,その点で試されても,引き続き忠節でした。するとサタンは,どんな人間も,身体面で苦しい目に遭えば神に背を向ける,と主張しました。ヨブは苦しい目に遭いましたが,忠誠を曲げませんでした。そのようにして,不完全とはいえ忠実な人ヨブの場合,サタンは偽り者であることが証明されました。では,神の他の崇拝者たちについてはどうでしょうか。

      11 イエスはどのようにサタンの挑戦に対する完ぺきな返答を提出しましたか。

      11 神の僕は各自,サタンからどんな仕打ちを受けようとも忠誠を保つとき,事実上,わたしの場合もその冷酷な敵の非難は誤りである,ということを証明していることになります。イエスは地に来て,サタンの挑戦に対する完ぺきな返答を提出しました。イエスは,人類最初の父親アダムと同じく,完全な人でした。イエスが死に至るまで忠実であったことは,サタンが偽り者で,その非難も誤りであることの決定的な証しとなりました。―啓 12:10。

      12 エホバの僕各人には,どんな機会と責任がありますか。

      12 にもかかわらず,サタンはエホバの崇拝者たちを試し続けています。わたしたち各人には,エホバに仕える動機が利己的なものではなくエホバに対する愛であることを自分の忠誠によって実証する機会と責任があります。わたしたちはその責任をどうみなしていますか。エホバに忠節を尽くすことを,特権と考えています。わたしたちは,耐え忍ぶための力をエホバが与えてくださること,またヨブの場合と同じように,試練に限度を設けてくださることを知っているので,安心できます。―コリ一 10:13。

      サタン ― ごう慢な敵対者また背教者

      13 ヨブ記から,サタンについてどんなことが分かりますか。

      13 ヘブライ語聖書には,サタンがエホバに挑戦して人類を迷わした,その恥ずべき歩みについて示されています。そしてクリスチャン・ギリシャ語聖書から,エホバに対するサタンの反対について,さらに情報が得られ,「啓示」の書では,エホバの主権が立証されることやサタンが最終的に滅ぼされることが分かります。一方ヨブ記からは,サタンの反逆の歩みについて多くの点を知ることができます。サタンが,天における集会に出席していた時,エホバを賛美するつもりなどなかったことや,悪意と陰険なもくろみを抱いていたこと,そしてヨブを訴え,試すことを許されるや,「エホバのみ前から出て行った」ことなどです。―ヨブ 1:12; 2:7。

      14 サタンはヨブに対するどんな態度をあらわにしましたか。

      14 ですから,ヨブ記の中でサタンは人類の無慈悲な敵として明らかにされています。天における,ヨブ 1章6節で言及されている集会から,2章1節で述べられている集会まで,どれほどの時が経過したかは分かりませんが,その間ヨブは容赦なく試されました。しかしヨブが忠実を保ったので,エホバはサタンに,『あなたはわたしを駆り立てて彼に向かわせ,理由もなく彼を呑み尽くさせようとするが,なおもヨブは自分の忠誠を堅く保っている』と言うことができました。それでもサタンは,自分の主張が間違っていたことを認めるどころか,ヨブを別の仕方で厳しく試してみることを要求しました。そのようにして悪魔は,ヨブを裕福だった時にも貧窮した時にも試しました。そうです,サタンは,貧しい人や災いを被った人に少しも同情しません。忠誠の人を憎んでいるのです。(ヨブ 2:3-5)いずれにせよ,ヨブが忠実であったため,サタンは偽り者だ,ということが明らかになりました。

  • あなたの忠誠はエホバの心を歓ばせる
    ものみの塔 2009 | 4月15日
    • あなたの忠誠はエホバの心を歓ばせる

      「我が子よ,賢くあって,わたしの心を歓ばせよ。わたしを嘲弄している者にわたしが返答するためである」。―箴 27:11。

      1,2 (イ)ヨブ記には,サタンによるどんな挑戦のことが述べられていますか。(ロ)サタンがヨブの時代の後もずっとエホバを嘲弄していることは,どんなことから分かりますか。

      エホバはサタンに,ご自分の忠節な僕ヨブの忠誠を試すことをお許しになりました。その結果,ヨブは家畜や子どもたちを失い,また健康も損ないました。とはいえ,サタンはヨブの忠誠心に挑んだ時,単にヨブ一人を念頭に置いていたのではありませんでした。「皮のためには皮をもってしますので,人は自分の魂のためなら,持っているすべてのものを与えます」と主張したのです。この挑戦により,一つの論争が引き起こされました。ヨブ以外の人々もかかわる,ヨブの死後もずっと続いている論争です。―ヨブ 2:4。

      2 ヨブの試練の後600年ほどたって,ソロモンは霊感のもとにこう書きました。「我が子よ,賢くあって,わたしの心を歓ばせよ。わたしを嘲弄している者にわたしが返答するためである」。(箴 27:11)明らかに,ソロモンの時代にもサタンは,相変わらずエホバに挑戦していました。さらに,使徒ヨハネに与えられたある幻によれば,1914年に神の王国が設立されたあと天から追い出されたサタンは,神の僕たちのことを悪く言っています。そうです,この邪悪な体制の終わりの日がかなり進んだ今日でもなお,神の僕たちの忠誠心に挑んでいるのです。―啓 12:10。

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