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「あらゆる国民の憎しみの的」エホバの証人 ― 神の王国をふれ告げる人々
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その前の年,エホバの証人がエクアドルのリオバンバで開いた大会では,「愛 ― 利己的な世にあっても実際的?」と題する公開講演がプログラムの特色となっていました。しかし,イエズス会の司祭がカトリックの住民を扇動し,その集まりを妨害するよう唆しました。そのため,講演が始まると,「カトリック教会よ,永遠なれ!」,「打倒! プロテスタント」といった暴徒の叫び声が聞こえました。警官隊はサーベルを抜いて立派に暴徒を阻止しましたが,暴徒は大会会場に,そして後には宣教者の住まいとなっていた建物にも石を投げつけました。
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「あらゆる国民の憎しみの的」エホバの証人 ― 神の王国をふれ告げる人々
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1986年,ギリシャのラリサでギリシャ正教の司祭が暴徒を動員してエホバの証人の大会を中止させようとした時には,大勢の警官隊を連れた地方検事が証人たちのために介入しました。また,時には,ジャーナリズムが宗教上の不寛容な行為をかなり率直に糾弾することもあります。
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