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  • 聖書の16番目の書 ― ネヘミヤ記
    『聖書全体は神の霊感を受けたもので,有益です』
    • 2 どんな惨めな状態がネヘミヤを悲しませましたか。しかし,定められたどんな時が近づいていましたか。

      2 西暦前456年,「捕囚を免れて残った」人々,すなわちエルサレムに戻って来たユダヤ人の残りの者は繁栄してはいませんでした。彼らは嘆かわしい状態にありました。(ネヘミヤ 1:3)都の城壁はがれきと化しており,民は,いつも付きまとう敵対者たちの目に笑いものと映りました。ネヘミヤは悲しみました。しかし,それはエルサレムの城壁に関して何かがなされるべきエホバの定められた時でした。敵がいようといまいと,防御壁を備えたエルサレム市は,メシアの到来に関してエホバがダニエルにお与えになった預言に関連して時を明示するものとして建て直されなければなりませんでした。(ダニエル 9:24-27)そこで,エホバは物事を動かし,忠実で熱心なネヘミヤを用いて,ご自分の聖なる意志を遂行させました。

  • 聖書の16番目の書 ― ネヘミヤ記
    『聖書全体は神の霊感を受けたもので,有益です』
    • 7 業はどのようにして進められますか。どんな事情のために再組織が必要になりますか。

      7 城壁は再建される(3:1-6:19)。城壁の工事は第5の月の三日に始まり,祭司,君たち,および民が一緒にその労働に加わります。そして都の種々の門とその間の城壁は急速に修復されてゆきます。ホロン人サンバラテはこう嘲弄します。「この弱々しいユダヤ人たちは何をしているのか。……一日でし終えようとするのか」。これに対して,アンモン人トビヤは次のようにその嘲笑の言葉を加えます。「彼らの建てているものなら,一匹のきつねが上って行ってこれを攻めても,必ずその石の城壁を打ち壊すだろう」。(4:2,3)城壁がその高さの半分ほどに達するころ,結束した敵対者たちは怒りをつのらせ,エルサレムに上って行って,これに対して戦いを仕掛けようと企てます。しかしネヘミヤは,「偉大で,畏怖の念を起こさせる方なるエホバ」を覚え,自分たちの家族や家のために戦うようユダヤ人に説き勧めます。(4:14)緊迫した事態に対処するため,業は再組織され,ある人々は小槍を持って見張りをする一方,他の人々は剣を腰に帯びたまま仕事をします。

      8 ネヘミヤはユダヤ人自身の間の問題をどのように取り扱いますか。

      8 しかし,ユダヤ人自身の間にも問題があります。一部の人々はエホバの律法に反して,仲間の崇拝者たちに金を貸しては高利を取り立てています。(出エジプト記 22:25)ネヘミヤは事態を正し,物質主義を戒める助言を与え,民は快くそれに応じます。ネヘミヤ自身,西暦前455年から同443年までの総督在任12年の全期間中,民に課せられていたつらい奉仕のゆえに,総督の受けるべきパンを決して要求しません。

      9 (イ)ネヘミヤは建築を中止させようとするこうかつな策略にどのように対処しますか。(ロ)城壁はどれほどの時間がかかって完成しますか。

      9 敵は今や,建築を中止させようとして,さらにこうかつな策略を試みます。彼らは話し合いのために下って来るようネヘミヤを誘いますが,彼は当面行なっている大きな仕事を休むわけにはいかないと返答します。サンバラテは今や,ネヘミヤが反逆を企て,ユダで自らを王とするようにたくらんでいるとして非難し,あるユダヤ人をひそかに雇い,ネヘミヤを恐れさせて,神殿に隠れるという不当なことをさせようとします。ネヘミヤはおじけづくようなことはなく,穏やかに,また従順に神から割り当てられた仕事に励みます。城壁は「五十二日かかって」完成します。―ネヘミヤ 6:15。

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