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    イザヤの預言 ― 全人類のための光 II
    • エホバは『論争を取り上げる』

      4,5 (イ)エホバはどのようにエルサレムに攻め寄せますか。(ロ)西暦前607年のエルサレムの滅びを生き残るのは比較的少数の人々だけである,と結論できるのはなぜですか。(脚注をご覧ください。)

      4 感動的なイザヤの預言の結びの部分で,エホバは,ご自分の怒りの日に至るまでの物事を生き生きと描写しておられます。こう書かれています。「エホバご自身がまさに火のように来られる……。その兵車は暴風のようである。それは,その怒りを激しい怒りをもって,その叱責を火の炎をもって報いるためである。エホバご自身が火のようにまさしくその論争を取り上げられるからである。そうだ,その剣をもって,すべての肉なる者を攻める。エホバに打ち殺される者は必ず多くなる」。―イザヤ 66:15,16。

      5 イザヤと同時代の人々は,この言葉から,自分たちの状況の深刻さを悟れるはずです。バビロニア人がエホバの刑執行者としてエルサレムに攻め寄せ,その兵車が暴風のように砂じんをまき上げる時が来ようとしています。なんと恐ろしい光景でしょう。エホバは,それら侵入者を用いて,不忠実なユダヤ人の「肉なる者」すべてに対する火のような裁きを遂行されます。あたかもエホバ自ら,ご自分の民と戦っておられるかのようになるでしょう。神の「激しい怒り」が引き戻されることはありません。多くのユダヤ人が,「エホバに打ち殺される者」として倒れます。西暦前607年,この預言は成就します。a

      6 ユダでは,とがめるべきどんな習わしが行なわれていますか。

      6 エホバがご自分の民に対する『論争を取り上げる』のは,正当なことでしょうか。そのとおりです。イザヤ書の討議の中でこれまでに幾度も考慮した点ですが,ユダヤ人は,エホバに献身していたはずなのに,偽りの崇拝にすっかり染まっています。そしてエホバは,その者たちの行ないに盲目であったわけではありません。預言の続きの部分では,その点が再び示されています。「『中央の一つのものの後ろで園のために身を神聖にし,身を清め,豚の肉や忌み嫌うべきものを,跳びねずみをも食べる者たち,彼らはみな共にその終わりを迎える』と,エホバはお告げになる」。(イザヤ 66:17)これらのユダヤ人は,清い崇拝を行なう支度として『身を神聖にし,身を清めて』いるのでしょうか。明らかに,そうではありません。それどころか,特別な園で異教の浄めの儀式を行なっています。その後,豚の肉や,モーセの律法下で汚れたものとみなされている他の生き物の肉を貪欲にむさぼり食うのです。―レビ記 11:7,21-23。

  • 諸国民のための光
    イザヤの預言 ― 全人類のための光 II
    • 『彼らはわたしの栄光を見ることになろう』

      8 (イ)ユダとキリスト教世界には何が臨みますか。(ロ)諸国民は,どんな意味で『エホバの栄光を見る』ことになりますか。

      8 エホバは,キリスト教世界のとがめるべき行動と偽りの教えに目を留めておられるのでしょうか。イザヤの記したエホバの言葉を読み,どんな結論を引き出せるか考えてください。こうあります。「彼らの業と考えに関してであるが,わたしはすべての国民と国語を共に集めるために来る。彼らは必ず来て,わたしの栄光を見ることになろう」。(イザヤ 66:18)エホバは,神の僕ととなえる人々の業だけでなく,その人々の考えもご存じであり,その両方を裁く用意をしておられます。ユダはエホバを信じていると唱えていますが,偶像礼拝の業と異教の習わしにより,その主張が偽りであることをさらけ出しています。ユダの市民が異教の儀式にのっとって身を“浄め”ても,何の益にもなりません。その国民は切り倒されます。そうなる時,偶像を崇拝する近隣の民もまざまざとそれを見ることでしょう。それらの民は,そうした出来事を目撃し,エホバの言葉が実現したことを認めざるを得ないという意味で,『エホバの栄光を見る』のです。こうしたことすべては,どのようにキリスト教世界に当てはまるでしょうか。同世界が終わりを迎える時,かつての友や取り引き相手の多くは,離れたところに立って,エホバの言葉が成就するのをなすすべもなく見守らざるを得ないでしょう。―エレミヤ 25:31-33。啓示 17:15-18; 18:9-19。

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