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  • イエス・キリスト
    聖書に対する洞察,第1巻
    • ヨハネ 1章1,2節は,イエスとなられた方の天での名を示し,こう述べています。「初めに言葉[ギ語,ロゴス]がおり,言葉は神と共におり,言葉は神であった[「神性を備えていた」,聖ア; モファット; または,「神性を備えた存在であった」,ベーマー; シュターゲ(いずれもドイツ語)]。この方は初めに神と共にいた」。エホバはとこしえに存在しておられ,初めがないので(詩 90:2; 啓 15:3),その“言葉”が「初め」から神と共におられたということは,ここではエホバの創造の業の初めのことを指しているに違いありません。このことは,イエスが「全創造物の初子」,「神による創造の初めである者」であることを示している他の聖句によって確証されています。(コロ 1:15; 啓 1:1; 3:14)したがって,聖書は“言葉”(人間になる以前に存在しておられたイエス)の実体が神の最初の創造物,すなわち神の長子であることを示しています。

  • イエス・キリスト
    聖書に対する洞察,第1巻
    • 「言葉」と呼ばれた理由 「言葉」(ヨハ 1:1)という名(もしくは,恐らく称号)は,他の理知ある被造物が形造られた後に神の長子がどんな役目を演じたかを明らかにしているようです。同様の表現が出エジプト記 4章16節にありますが,その箇所でエホバはモーセに対してその兄アロンについてこう言っておられます。「それで彼があなたに代わって民に話すことになる。彼があなたに対して口となり,あなたは彼に対して神の役をするのである」。アロンは地上における神の主要な代表者の代弁者としてモーセのために「口」の役をしました。イエス・キリストとなられた“言葉”,すなわちロゴスに関しても同様です。エホバは地上の人間にご自分の音信を伝えさせるためみ子をお用いになったのと同様に,霊の子たちで成る家族の他の者たちに情報や指示を伝達させるためにみ子をお用いになったものと思われます。イエスはご自分が神の“言葉”,すなわち代弁者であることを示して,ユダヤ人の聴衆にこう言われました。「わたしの教えはわたしのものではなく,わたしを遣わした方に属するものです。だれでもこの方のご意志を行ないたいと願うなら,この教えについて,それが神からのものか,それともわたしが独自の考えで話しているのかが分かるでしょう」― ヨハ 7:16,17。ヨハ 12:50; 18:37と比較。

      イエスは人間になる以前に“言葉”として存在していた間,地上の人々に対するエホバの代弁者を務める機会は恐らく多かったものと思われます。幾つかの聖句ではエホバが人間にあたかも直接話しておられるかのように言及されていますが,他の句は神が代表者であるみ使いを通して話されたことを明らかにしています。(出 3:2-4を使徒 7:30,35と比較。また,創 16:7-11,13; 22:1,11,12,15-18と比較。)そのような事例の場合,大抵は神が“言葉”を通して話されたと考えるのは筋の通ったことです。神はエデンでそうなさったと思われます。というのは,神がそこで話されたと言われている3回のうち2回は,だれかが神と共にいたことを記録がはっきり示しているからです。それはみ子であったに違いありません。(創 1:26-30; 2:16,17; 3:8-19,22)ですから,イスラエルを導いて荒野を通らせたみ使い,そして『エホバの名が彼の内にある』ので,その声にイスラエル人がしっかりと従わねばならなかったみ使いとは,神のみ子,つまり“言葉”だったのかもしれません。―出 23:20-23。ヨシュ 5:13-15と比較。

      このことは,エホバは話す際にご自分を代表するみ使いとして“言葉”しかお用いにならなかったことを意味するものではありません。使徒 7章53節,ガラテア 3章19節,およびヘブライ 2章2,3節の霊感を受けて記された言葉は,律法契約が神の初子以外のみ使いである神の子たちによってモーセに伝えられたことを明らかにしています。

      イエスは再び天的な栄光を受けた後も引き続き「神の言葉」という名を帯びておられます。―啓 19:13,16。

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