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門,門口聖書に対する洞察,第2巻
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“美しの門”。ヘロデ大王によって再建された神殿の戸口で,母の胎を出た時から足のなえていた人をペテロがいやした場所。(使徒 3:1-10)この門を市の城壁の,今日存在する“黄金門”とする伝承がありますが,“美しの門”は,恐らく古代の「“東の門”」に対応する,神殿域の奥の門であったのかもしれません。それは神殿の建物自体の東にあって,“婦人の中庭”に向かって開いていた門の一つで,ヨセフスの説明によると高さが50キュビト(22㍍)あり,コリントしんちゅうの扉があったという門のことではないかと言う人たちもいます。
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門,門口聖書に対する洞察,第2巻
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一方,ヨセフスは西に四つの門があったことを述べています。(ユダヤ古代誌,XV,410 [xi,5])
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