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シャファンとその家族のことをご存じですかものみの塔 2002 | 12月15日
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西暦前642年ごろにヨシヤが真の崇拝を回復させたことに関連して,「メシュラムの子アツァルヤの子である……シャファン」が聖書に登場します。(列王第二 22:3)
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シャファンとその家族のことをご存じですかものみの塔 2002 | 12月15日
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シャファンは真の崇拝を支持する
西暦前642年,ヨシヤ王がおよそ25歳の時,シャファンは王の書記官また写字生として仕えていました。(エレミヤ 36:10)それはどんな職務だったのでしょうか。前述の参考文献によれば,王の書士つまり書記官は,王のそばで仕える助言者であり,財務を担当し,外交手腕にたけ,外事や国際法や通商協定に通じていた,とのことです。ですから,王の書記官であったシャファンは,王国内で屈指の有力者でした。
それより10年前に,年若いヨシヤは,「その父祖ダビデの神を求め始め(て)」いました。シャファンは,ヨシヤよりずっと年長だったようです。それゆえに霊的な面で良き助言者となり,真の崇拝を回復させるヨシヤの最初の運動を支持することができました。a ―歴代第二 34:1-8。
神殿修復作業の際に「律法の書」が見つかり,シャファンは「王の前でそれを読みはじめ」ました。ヨシヤは,その内容を聞いて衝撃を受け,その書物に関してエホバに伺うために,信頼できる人たちから成る代表団を女預言者フルダのもとに送ります。王は,シャファンとその子アヒカムを代表団に含め,二人を信頼していることを示しました。―列王第二 22:8-14。歴代第二 34:14-22。
シャファン自身が行なった事柄として聖書が取り上げているのは,ここで述べられている点だけです。他の聖句では,シャファンは父あるいは祖父として言及されているに過ぎません。
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シャファンとその家族のことをご存じですかものみの塔 2002 | 12月15日
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a ヨシヤがおよそ25歳の時にシャファンの子アヒカムが成人していたことを考えると,シャファンはヨシヤよりずっと年長だったに違いありません。―列王第二 22:1-3,11-14。
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