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エホバの言葉は速やかに進展する(1976-1992年)エホバの証人 ― 神の王国をふれ告げる人々
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しかし,1976年の夏までに,71歳のN・H・ノアは自分が物にぶつかりやすいことに気づいていました。その後の検査の結果,兄弟には脳腫瘍があり,手術不可能であることが分かりました。何か月かの間,兄弟は一生懸命に引き続き仕事を果たそうとしましたが,予後は思わしくありませんでした。
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エホバの言葉は速やかに進展する(1976-1992年)エホバの証人 ― 神の王国をふれ告げる人々
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1976年の秋,ノア兄弟は予後が相変わらず思わしくなかったにもかかわらず,本部で開かれた世界中の支部委員たちや支部の他の奉仕者たちとの集まりに教訓者として加わりました。ノア兄弟は日中は集まりに参加し,さらに晩にはそれらの兄弟たちを少人数のグループに分けて自室に招きました。こうして兄弟と妻のオードリーは,兄弟を知って愛している人々,長年のあいだ兄弟と非常に密接な間柄だった人々と親しく交わりました。その集まりの後,ノア兄弟の健康状態は悪化の一途をたどり,兄弟は1977年6月8日に亡くなりました。
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