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  • 主の日の地震
    啓示の書 ― その壮大な最高潮は近い!
    • 6 (イ)H・G・ウェルズは重大な新時代をどのように描写しましたか。(ロ)哲学者や政治家は1914年以来の時代について何と書きましたか。

      6 歴史家,哲学者,および政治指導者は1914年を重大な新時代の始まりとして指摘してきました。その時代に入って17年後,歴史家H・G・ウェルズはこう述べました。「預言者は楽しい事柄なら喜んで預言もしよう。しかし自分の見ることを告げるのが,その務めなのである。預言者が見ているのは,依然として兵士,愛国主義者,高利貸し,金融投機師などにしっかり支配された世界で,疑いや憎しみに屈し,残された個人の自由を急速に失いながら,うっかりすると無情な階級闘争に陥る恐れのある,しかも新たな戦争の準備をしている世界である」。1953年に哲学者バートランド・ラッセルは一部次のように書きました。「1914年以来,世界の趨勢に気づいている人はみな,運命づけられているかに思える,より大きな災いに向かっての行進を深く憂慮している。……彼らは人類を,ギリシャの悲劇の主人公のように,怒れる神々に追いたてられ,もはや運命の支配者ではなくなった者と見ている」。1980年に政治家ハロルド・マクミランは20世紀が始まった平和な時期を回顧して,こう述べました。「すべての事が次第に良い方に向かっていた。わたしが生まれたのはそのような世界であった。……1914年のある朝,突如,全く不意に,すべてが終わった」。

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      1914年 ― 転換点

      1987年にデンマークのコペンハーゲンで発行された,「ポリティケンの世界史 ― 歴史の力と意義」と題する本は40ページで,次のような所見を述べています。

      「社会の進歩に対する19世紀の信仰は,1914年に致命的な打撃を被った。戦争の勃発する前年に,デンマークの歴史家で政治家でもあるピーター・ムンクは楽観的な見方を次のように書いた。『すべての証拠は,ヨーロッパの列強間で戦争の起こる可能性がまずないことを示している。1871年以来,何度もそうであったように,「戦争の危機」も将来なくなるであろう』。

      「それとは対照的に,彼が後に著した回顧録にはこう記されている。『1914年における戦争の勃発は人類史の重大な転換点となった。我々は妥当な範囲で安全に様々な事柄を追求し得た,進歩を目指す,明るい時代から,どこへ行っても不安のつきまとう,災害と恐怖と憎悪の時代に突入した。あの時,我々を覆った闇が,幾千年もかけて人間が築いてきた文明全体を永久に滅ぼすものとなるかどうかについて語り得る人は一人もいなかったし,今日でさえ一人もいない』」。

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