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エホバが導いている組織を心から信頼するものみの塔(研究用)2024 | 4月
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14. 組織についての間違った情報を広めている黒幕は誰ですか。
14 黒幕を見極める。「うその根源」である悪魔サタンは,間違った情報を広めています。(ヨハ 8:44。創 3:1-5)そうするために反対者たちを使うこともあります。1世紀もそうでした。
15. 宗教指導者たちはイエスや弟子たちをどのように攻撃しましたか。
15 イエスは神の子で,欠けたところがなく,素晴らしい奇跡を幾つも行いました。でもサタンは,反対者たちを使ってイエスについていろいろなうそを広めました。例えば,宗教指導者たちは,イエスが邪悪な天使を追い出せるのは「邪悪な天使の支配者」から力をもらっているからだと言いました。(マル 3:22)イエスの裁判の時には,神を冒瀆したという理由でイエスを訴え,群衆をあおってイエスが死刑になるように仕向けました。(マタ 27:20)後にイエスの弟子たちが良い知らせを伝えた時にも,反対者たちは「人々をあおり立て,……悪感情を抱かせた」ため,クリスチャンは厳しい迫害を経験しました。(使徒 14:2,19)使徒 14章2節について「ものみの塔」1998年12月1日号にはこう書かれています。「反対するユダヤ人たちは,音信そのものを退けるだけでは満足せず,組織的中傷を開始し,異邦人に偏見を抱かせてクリスチャンに敵対させようとしたのです」。
16. ネガティブな話を聞いた時,どんなことを思い出すのは大切ですか。
16 サタンは今でもうそをつき続け,「全世界を惑わして」います。(啓 12:9)もし,責任を委ねられている兄弟たちや組織についてネガティブな話を聞いたなら,反対者たちがイエスや1世紀の弟子たちにどんなことをしたかを思い出してください。イエスは,エホバに仕える人たちは迫害されたり中傷されたりすると予告しました。今まさにそのことが起きています。(マタ 5:11,12)間違った情報がどこから出ているかを見極め,悪い影響を受けないためにすぐに行動するなら,だまされることはないでしょう。では,具体的に何ができるでしょうか。
17. 間違った情報の影響を受けないようにするため,どんなことができますか。(テモテ第二 1:13)(「間違った情報を見聞きしたら」の囲みも参照。)
17 間違った情報を退ける。使徒パウロは間違った情報を見聞きした時にどうすべきかについてはっきり教えました。テモテに,「作り話……に注意を向け」ず,「不敬な作り話を退け」るよう命じなさい,と言いました。(テモ一 1:3,4; 4:7)赤ちゃんは何も考えないで,床に落ちている物を拾って口に入れてしまいます。でも大人はそんなことはしません。汚い物を口に入れるのは危険だと分かっているからです。私たちも間違った情報の出どころを知っているので,それをきっぱり退けます。「健全な言葉」だけに耳を傾けます。(テモテ第二 1:13を読む。)
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