-
結婚生活に問題があっても,積極的な見方をするものみの塔 2012 | 5月15日
-
-
家族が信仰で結ばれていなくても,どんなことが生じ得るかを考えてください。使徒ペテロはこう書きました。「妻たちよ,自分の夫に服しなさい。それは,み言葉に従順でない者がいるとしても,言葉によらず,妻の行状によって,つまり,深い敬意のこもったあなた方の貞潔な行状を実際に見て引き寄せられるためです」。(ペテ一 3:1,2)そうです,クリスチャンの立派な行状によって,未信者が真の信仰を受け入れることもあるのです。そのようにして危機を乗り越えた結婚は神の誉れとなり,夫婦にとっても子どもたちにとっても,大きな祝福となります。
-
-
結婚生活に問題があっても,積極的な見方をするものみの塔 2012 | 5月15日
-
-
13. コリント第一 7章10-16節には,どんな助言がありますか。
13 長老は,未信者の家族と生活するクリスチャンから助けを求められたなら,パウロが述べた次のような助言に注意を向けさせます。「結婚している人たちにわたしは指示を与えます。といっても,わたしではなく,主が与えるのですが,妻は夫から離れるべきではありません。しかし,もしも離れるようなことがあるなら,結婚しないでいるか,さもなければ夫と和解しなさい。夫も妻を去るべきではありません。……というのは,妻よ,あなたは夫を救えないとどうして分かるのですか。また,夫よ,あなたは妻を救えないとどうして分かるのですか」。(コリ一 7:10-16)不信者であった配偶者が真の崇拝に引き寄せられるのは,本当に大きな祝福です。
14,15. クリスチャンはどんな場合に配偶者から離れることを考えるかもしれませんか。しかし,祈りのこもった正直な自己吟味が大切なのはなぜですか。
14 クリスチャンである妻は,どんな場合に夫から「離れる」のでしょうか。配偶者による故意の扶養義務不履行が理由で別居を選んだ人もいれば,身体的な極度の虐待,霊性が甚だしく危険にさらされたことが原因で,そうした人もいます。
15 配偶者から離れるかどうかは,個人的に決定すべき事柄です。しかし,バプテスマを受けたクリスチャンは,この問題について祈りのこもった正直な自己吟味をすべきです。例えば,霊性が危険にさらされたのは100%不信者のせいですか。それとも,自分が聖書研究をおろそかにしていたとか,集会への出席や宣教が不定期だったとかいうことがありますか。
16. どんなことを考えれば,性急に離婚を決めることを避けられるはずですか。
16 神との関係を大切にし,結婚という神の賜物に感謝しているなら,性急に離婚を決めることはないはずです。わたしたちはエホバの僕として,神の聖なるみ名が神聖にされることに関心があります。ですから,心の中で別の人との結婚を考え,離婚を画策するようなことは,決してあってはなりません。―エレ 17:9。マラ 2:13-16。
17. 結婚したクリスチャンがどんな事情のもとにあるとき,神はその人を平和へと召された,と言えますか。
17 不信者と結婚しているクリスチャンは,結婚の絆を損なわないよう真剣に努力しなければなりません。とはいえ,結婚の絆を保とうと誠実に努力しても不信者が共にいることを拒むなら,罪悪感を抱く必要はありません。パウロはこう書きました。「信者でない人が離れて行くなら,その離れるにまかせなさい。兄弟にせよ姉妹にせよ,そうした事情のもとでは隷属の身ではありません。神はあなた方を平和へと召されたのです」。―コリ一 7:15。b
-