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教会のマリアと聖書のマリア目ざめよ! 1988 | 11月8日
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カトリック教会はマリアは常に処女であったと主張します。マリアがイエスを出産するまで「おとめ」であったことは聖書そのものに明確に述べられていますが,「出産後の処女性については新約聖書に示唆されていない」と,カトリック神学者のロランタンは書いています。聖書はマリアがヨセフによって子供たちをもうけたことをはっきり示しています。―ルカ 1:27; マタイ 13:53-56,フランシスコ会聖書研究所訳。
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教会のマリアと聖書のマリア目ざめよ! 1988 | 11月8日
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マリアの永遠の処女性について語ることは正しいでしょうか。聖書はイエスの「兄弟たち」や「姉妹たち」について言及しています。(マタイ 13:53-56)カトリック教会は,それらの人たちはイエスのいとこであったと主張します。しかし,カトリック著述家のジャン・ジーユは,クリスチャン・ギリシャ語聖書中にその同じ語が,ペテロとアンデレ,それにラザロとマルタとマリアなど,聖書中の他の人物の兄弟たちや姉妹たちを指して用いられていること,また「彼らは実の兄弟姉妹であり,教会が彼らのことを違う仕方で紹介したことはなかった」ことを指摘しています。では,聖書の中でイエスの「兄弟たち」および「姉妹たち」と言われている人たちのことを,なぜイエスのいとこと呼ぶべきでしょうか。
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