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メキシコ1995 エホバの証人の年鑑
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その年に,メキシコのスティーブンソンという名の人が,聖書の真理を研究することだけでなく,それをメキシコのほかの人たちに伝えることにも関心を示す手紙を書きました。米国ペンシルバニア州アレゲーニーのものみの塔協会の事務所にあてられたその手紙はこうなっています。「ここに5㌦を同封いたします。『シオンのものみの塔』の1年分の予約の分を除いて,残ったお金で,3巻から成る『千年期黎明』をできるだけたくさん送ってください。この国にいる友人とヨーロッパにいる友人にその本を送りたいからです。『ものみの塔』の中に,もしスペイン語に翻訳されて発行されたならこの国で多くの益をもたらすような記事が載るよう期待しています。
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メキシコ1995 エホバの証人の年鑑
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ラザフォード兄弟[ものみの塔協会の2代目の会長]は父をロサンゼルスに派遣して,そこに設立されていたスペイン語の群れの世話をさせ,スペイン語の『ラ・トーレ・デル・ビヒア』― 現在の『ラ・アタラヤ』[ものみの塔] ― の生産の責任を任せていた」ようです。こうしてロベルト・モンテーロはカリフォルニア州ロサンゼルスに事務所を開設して,そこで協会の出版物をスペイン語に翻訳し,出版物を求めるスペイン語を話す人たちに送り始めました。
そこから「ラ・トーレ・デル・ビヒア」誌がメキシコに送られました。月1回送られることもあれば,2か月に1回送られることもありました。
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