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メキシコ1995 エホバの証人の年鑑
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出席した人々が決して忘れることのできない大会が幾つかありました。その一つは,1945年4月13日から15日にかけてメキシコ・シティーで開かれた大会です。マイカーで来た人は一人もいませんでした。200人以上がモンテレーから列車に乗って来ました。1台の客車の外についていたサインには行き先が書いてあり,途中のすべての停車駅で代表者たちは近くに来る行商人や好奇心を抱いた人たちに証言しました。赤ちゃんを抱えるある家族グループは,大会に来るためにチワワ州の家から7日間歩き,それから鉄道を使いました。ニューヨークの世界本部からN・H・ノアとF・W・フランズも出席しました。大会の初日,出席した1,107人のうち717人が,アレーナ・メヒコでノア兄弟によって行なわれる「一つの世界,一つの政府」という公開講演を宣伝するため野外奉仕に出かけました。そしてその講演は,集まりを解散させようとするカトリックの妨害者たちの努力にもかかわらず成功を収めました。
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メキシコ1995 エホバの証人の年鑑
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心温まるそのような大会の別のものは,1966年にメキシコ・シティーで開かれ,他の国や地域の十数か所から何百人もの代表者たちがメキシコに旅行して,メキシコのラ・トーレ・デル・ビヒアが当時までに主催した中では最大の大会に出席するために,メキシコの兄弟たちに加わりました。この大会には,1945年のメキシコ・シティーでの大会の出席者と比べて,30倍以上の人が出席しました。
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