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愛は憎しみを耐え忍ぶ力となるものみの塔(研究用)2021 | 3月
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一時的につらい思いをするとしても,エホバはいつもそばにいて,私たちを慰め,力づけてくれる。(8-10節を参照。)
8-9. ジョルジーナ姉妹が厳しい反対を受けても忠実を保つ上で,何が力となりましたか。
8 前に出てきたジョルジーナ姉妹は,母親から厳しい反対を受けても,忠実を保つことができました。こう言っています。「母と私がエホバの証人と聖書の勉強を始めてから半年後,私が集会に行きたいと言うと,母は急に態度を変えました。母は背教者と連絡を取っていたのです。そして,背教者の考えを持ち出して,私を攻撃してきました。私を侮辱したり,髪を引っ張ったり,首を絞めたり,出版物を捨てたりもしました。私は15歳でバプテスマを受けました。母は私がエホバに仕えるのをやめさせようとして,私を施設に入れました。そこは反抗的な10代の子たちが入れられるような場所で,薬物に手を出した人や犯罪をした人もいました。自分を愛し気遣ってくれるはずの人から反対されるのは,本当につらいことです」。
9 ジョルジーナ姉妹が耐え忍ぶ上で,何が力となったでしょうか。こう語っています。「母からの反対が始まったのは,私がちょうど聖書全体を読み終えた日でした。それで,これが真理だと心から確信し,エホバをとても身近に感じていました。私の祈りを,エホバはいつも聞いてくれました。施設にいた時には,1人の姉妹が私を家に呼んで,聖書の勉強ができるようにしてくれました。会衆の兄弟姉妹からも力をもらいました。家族のようにかわいがってくれたんです。どんな人から反対されるとしても,エホバの方がその人よりずっと強いということを実感しました」。
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