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    2013 エホバの証人の年鑑
    • ミッチーナー大会の4か月後,カムティの郵便局員から支部に手紙が寄せられました。カムティは,ビルマ北西部の川沿いの町で,インドとの国境に連なる高い山のふもとに位置しています。この辺りに住むナガ族は,さまざまな部族から成り,かつては首狩り族として恐れられていました。手紙を寄せた郵便局員のバ・イーは,以前はセブンスデー・アドベンティスト派の信者で,霊的な助けを求めてきました。支部は速やかに二人の特別開拓者アウン・ナインとウィン・ペを遣わします。

      ウィン・ペはこう語ります。「カムティの飛行場で,ナガ族の怖そうな戦士たちが腰に布を巻いただけの姿で立っていたので不安になりました。するとバ・イーがわたしたちを出迎え,関心を持つ人たちのところにすぐに連れて行ってくれました。やがて5人の人と研究するようになりました。

      ビアク・マウィア(後列の右端)とカムティ会衆。ナガ族の間で業が始まったころ

      「しかし地元の当局者は,わたしたちがバプテスト派の牧師だと思い込みました。当時バプテスト派の牧師は,地元の反政府勢力とつながっていました。わたしたちが政治的に中立であることを説明しましたが,到着して1か月足らずで,その地域を去るよう命じられたのです」。

      3年後,役人が替わり,以前に開拓者たちがいたその町で,18歳の開拓者ビアク・マウィアが奉仕を始めました。やがてバ・イーは郵便局を退職し,開拓奉仕を始めます。さらに,他の開拓者たちもやって来ました。これら熱心な奉仕者は程なくしてカムティに会衆を立ち上げます。また近隣の村々にも少人数の群れを作ります。ビアク・マウィアはこう回想します。「ナガ族の兄弟姉妹は学校で教わったことがなく,文字を読めません。それでも神の言葉を愛し,出版物中の挿絵を上手に使って熱心に宣べ伝えました。聖句をたくさん暗記し,王国の歌の歌詞も覚えました」。

      今ではカムティで地域大会が定期的に開かれています。川船で15時間かかる,南方の町ホマリンからも出席者が訪れます。

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