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    2013 エホバの証人の年鑑
    • 翻訳の質の向上がもたらした益

      ミャンマーの兄弟たちは多年にわたり,19世紀に訳されたミャンマー語訳聖書を使ってきました。それはキリスト教世界のある宣教師が,仏教の僧侶たちの助けを借りて訳したものです。この翻訳は,すでに使われなくなったパーリ語の言葉を多用しているため,非常に難解です。それで2008年にミャンマー語の「クリスチャン・ギリシャ語聖書 新世界訳」が発表されると,兄弟たちは大喜びしました。モリス・ラジはこう語ります。「聴衆の拍手が鳴りやみませんでした。自分用の聖書を受け取り,喜びの涙を流す人もいました。この新しい訳は明解で分かりやすく,正確です。仏教徒にも理解しやすい訳です」。「新世界訳」が発表されてから間もなく,国内の聖書研究の数は40%以上増えました。

      50年近くたった今も,ドリス・ラジはヤンゴンのベテルで翻訳者として奉仕している

      他の多くの言語と同様,ミャンマー語にも二つの形式があります。一つはパーリ語とサンスクリット語に由来する文語で,もう一つは日常会話で用いられる口語です。文語も口語も,話す時にも書く時にも用いられます。エホバの証人の古い出版物の多くは文語を用いており,今では理解しにくいと感じる人が増えています。この点を踏まえ,支部では最近,出版物を日常のミャンマー語に訳すようになりました。ほとんどの人にとって,そのほうが理解しやすいからです。

      ミャンマー支部の翻訳チーム

      新しい出版物は,すぐに反響を呼びました。翻訳部門の監督タン・トゥエ・オーはこう説明します。「以前はよく,『あなたたちの本は格調高いけど,意味が分からないよ』と言われました。今では人々は目を輝かせ,すぐに読み始めます。『これはとても分かりやすい』という意見をたくさん耳にします」。会衆の集会での注解もよくなりました。聴衆は,出版物の内容をはっきり理解できるようになったからです。

      現在,翻訳部門では26人の翻訳者が三つの言語,ミャンマー語,ハカ・チン語,スゴー・カレン語に翻訳する仕事に全時間携わっています。さらに,国内の他の11の言語に訳された文書もあります。

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