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ナボニドス聖書に対する洞察,第2巻
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王であったナボニドスは,ハランとウルの両方で月神崇拝に深く帰依していたことを示しました。それらの場所ではその月神が支配的な地位を占めていたのです。―第2巻,324ページの写真。
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ナボニドス聖書に対する洞察,第2巻
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ナボニドスは多くの角柱<プリズム>に記させた月神に対する自分の祈りの中で長子ベルシャザルを自分自身と関連づけています。(「旧約聖書時代からの文書」,D・W・トマス編,1962年,73ページ)ある碑文によれば,ナボニドスは第3年に,アラビアのテマを征服することになった軍事行動に携わるべく出発する前に,ベルシャザルを任じてバビロンの王位に就かせました。その同じテキストは,ナボニドスが月神崇拝に傾倒し,バビロンにいて新年の祭りを祝わなかったため帝国内の民の反感を買ったことを示しています。
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