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  • 研究6 ― クリスチャン・ギリシャ語聖書の本文
    『聖書全体は神の霊感を受けたもので,有益です』
    • 22 (イ)どんなギリシャ語本文が最も広く受け入れられるようになりましたか。(ロ)その本文はどんな英訳聖書の基礎として用いられてきましたか。

      22 ウェストコットとホートの本文。広く受け入れられるようになったギリシャ語の定本は,1881年にケンブリッジ大学の学者,B・F・ウェストコットとF・J・A・ホートによって刊行されたものです。ウェストコットとホートのギリシャ語本文の校正刷りは,ウェストコットやホートもその委員であった英国改正委員会により,この「新約聖書」の1881年版の校定のために検討されました。この定本が新世界訳のクリスチャン・ギリシャ語聖書の英語の翻訳に主として用いられました。この本文はまた,次のような英訳聖書の基礎ともなっています。それはエンファサイズド・バイブル,アメリカ標準訳,アメリカ訳(スミスとグッドスピード),および改訂標準訳です。e この最後の訳ではネストレの本文も用いられました。

      23 新世界訳にはほかにどんな本文が用いられましたか。

      23 ネストレのギリシャ語本文(1948年の第18版)はまた,照合を行なうために,新世界訳聖書翻訳委員会によっても用いられました。同委員会はまた,カトリックのイエズス会の学者ホセ・M・ボーベル(1943年)およびアウグスティヌス・メルク(1948年)の出した本文も参照しました。1975年の聖書協会連盟の本文と1979年のネストレ-アーラントの本文も,1984年の参照資料付き聖書の脚注を最新のものとするために参考にしました。f

      24 新世界訳には,どんな古代訳も参照されていますか。その幾つかの例を挙げなさい。

      24 ギリシャ語からの古代訳。ギリシャ語写本に加えて,今日では,クリスチャン・ギリシャ語聖書を他の言語に翻訳したものの多くの写本を研究することもできます。古ラテン語訳の写本(または断片)は50以上あり,ヒエロニムスのラテン語ウルガタ訳の写本は数千ほどあります。新世界訳聖書翻訳委員会はそれらの写本と共に,コプト訳,アルメニア語訳,およびシリア語訳をも参照しました。g

      25 新世界訳の中で参照されているヘブライ語訳は特にどんな点で興味深い訳と言えますか。

      25 少なくとも14世紀以降,ギリシャ語聖書のヘブライ語訳も刊行されてきました。その幾つかは神のみ名をクリスチャン聖書の中に復元しているので,興味深い訳です。新世界訳は,上付き番号のある「エ」の記号を用いて,それらヘブライ語訳を何度も参照しています。詳しいことは,「新世界訳聖書-参照資料付き」,9,10ページと付録1ニ,「クリスチャン・ギリシャ語聖書中の神のみ名」をご覧ください。

  • 研究6 ― クリスチャン・ギリシャ語聖書の本文
    『聖書全体は神の霊感を受けたもので,有益です』
    • このようなわけで,ウェストコットとホートのギリシャ語校訂本文は極めて優れた本文として一般に受け入れられています。したがって,「新世界訳」のクリスチャン・ギリシャ語聖書の部分は,この優れたギリシャ語本文に基づいているゆえに,「エホバのことば」を読者に正確に提供することができます。そのことばはわたしたちのためにギリシャ語写本という貯水池に驚くべき仕方で蓄えられてきたのです。―ペテロ第一 1:24,25。

  • 研究6 ― クリスチャン・ギリシャ語聖書の本文
    『聖書全体は神の霊感を受けたもので,有益です』
    • 309ページに掲げられている「新世界訳の本文のための資料 ― クリスチャン・ギリシャ語聖書」と題する表にも示されているように,正確に翻訳された英文本文を提供するために,関連のあるすべての文書が活用されました。それらの正確な訳し方はすべて貴重な脚注によって裏付けられています。新世界訳は立派な翻訳を作り出すに当たって,幾世紀にもわたって進展してきた聖書学の最良の成果を活用しました。

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