ものみの塔 オンライン・ライブラリー
ものみの塔
オンライン・ライブラリー
日本語
  • 聖書
  • 出版物
  • 集会
  • 聖書の34番目の書 ― ナホム書
    『聖書全体は神の霊感を受けたもので,有益です』
    • 1 古代のニネベについてどんなことが知られていますか。

      「ニネベに対する宣告」。(ナホム 1:1)ナホムの預言はこのような険悪な言葉で始まります。しかし,なぜ彼はこのような滅びの宣明を行なったのでしょうか。古代ニネベについてはどんなことが知られていますか。ニネベの歴史は,ナホムの述べた,「流血の都市」という短い言葉の中に要約されています。(3:1)

  • 聖書の34番目の書 ― ナホム書
    『聖書全体は神の霊感を受けたもので,有益です』
    • 5 ナホムの預言の信ぴょう性を何が証明していますか。

      5 ナホムの預言の信ぴょう性はその成就の正確さによって証明されます。ナホムの時代に,誇り高いアッシリア世界強国の首都がその「河川の水門」の所で突き破られ,その宮殿が崩れ落ちて,その都が「空虚とうつろ,荒廃させられた都市」となることを,エホバの預言者以外のだれがあえて予告したでしょうか。(2:6-10)その後に起きた出来事は,その預言が確かに神の霊感によるものであることを示しました。

  • 聖書の34番目の書 ― ナホム書
    『聖書全体は神の霊感を受けたもので,有益です』
    • ナホム書の内容

      8 ニネベに対してはどんな滅びの宣告がなされていますか。ユダに対してはどんな良いたよりが告げられていますか。

      8 ニネベに対するエホバの宣告(1:1-15)。「エホバは,全き専心を要求し,復しゅうをされる神である」。預言者は「ニネベに対する宣告」の場面をこのような言葉で設定しています。(1:1,2)エホバは怒ることに遅いとはいえ,今,風とあらしとをもって義の復しゅうを行なわれるのを見てください。山々は激動し,もろもろの丘は溶け,地は持ち上がります。激しいみ怒りの前にだれが立つことができるでしょうか。それでもエホバは,ご自分に避け所を求めて来る人々のためにとりでとなられます。しかし,ニネベの前途には滅亡が定められています。それは洪水によって滅ぼし絶やされ,「苦難は二度と生じ」なくなります。(1:9)エホバはニネベの名とその神々をぬぐい去られます。彼女を葬り去られます。それとはさわやかな対照をなすものとして,ユダには良いたよりがあります。それは何でしょうか。平和をふれ告げる者が,祭りを祝い,自分たちの誓約を果たすようにと民に呼びかけます。敵対者である「どうしようもない者」には滅びが定められているからです。「その者はそっくり断たれることになる」のです。―1:15。

      9 ニネベの敗北についてどんな預言的光景が示されていますか。

      9 ニネベの滅亡の予見(2:1-3:19)。ナホムはニネベに対し,これを散らそうとして迫って来る者たちに備えて自らを強めるようにと,あざけりの挑戦をします。エホバは,ご自身に属する者たち,『ヤコブとイスラエルの誇り』を再び集められます。その活力ある者たちの盾と深紅の装い,また「神が備えをする日」におけるその戦車の,火のような鉄の装備を見てください。戦車は街路を『狂ったように駆け巡り』,稲妻のように疾駆します。(2:2-4)次いでわたしたちは戦闘の預言的光景を見ます。ニネベ人はつまずき,城壁を守ろうとして急ぎますが,そのかいもありません。川の水門は開き,宮殿は崩れ落ち,奴隷女たちはうめいて自分の心臓を打ちたたきます。逃げる者たちは立ち止まるようにと命令されますが,振り向く者は一人もいません。その都市は略奪され,荒らされます。心は溶け去ります。ライオンのねぐらは今やどこにあるのでしょうか。ライオンは自分の子らのために洞くつを獲物で満たしてきました。しかしエホバはこう言明されます。「見よ,わたしはあなたを攻める」。(2:13)そうです,エホバはニネベの戦闘機械を焼き尽くし,剣を送ってその若ライオンたちをむさぼり食わせ,その獲物を地から断たれるのです。

      10 ニネベはどのようなものであることが明らかにされますか。その終わりはさらにどのように描写されていますか。

      10 「この流血の都市は災いだ。……ただ欺きと強奪とに満ちている」。むち打つ音と,車輪のごうごうたる響きを聞いてください。突進する馬,躍り上がる兵車,馬上の騎手,剣の炎,槍の稲妻を見てください ― そして,大量の死がいです。「死体は果てしなく続く」。(3:1,3)しかし,なぜでしょうか。それは,彼女がその売春によって諸国民を,またその呪術によってもろもろの家族をわなに陥れたからです。再度エホバは言明されます。「見よ,わたしはあなたを攻める」。(3:5)ニネベは姦婦であることが明らかにされて,奪略にさらされます。その運命は,アッシリアが捕囚にしたノ・アモン(テーベ)の場合と異なりません。ニネベの要塞はうれたいちじくのようです。「揺すられると,それは食らう者の口の中に落ちる」のです。(3:12)その戦士たちは女のようです。ニネベを火と剣から救い得るものは何もありません。その番兵たちは,太陽が照る日のいなごの群れのように逃げて行きます。その民は散らされます。アッシリアの王は,安らぎがなく,この大変災からのいやしもないことを知るでしょう。その知らせを聞く者は皆,手をたたくでしょう。すべての者がアッシリアの悪のために苦しめられてきたからです。

日本語出版物(1954-2026)
ログアウト
ログイン
  • 日本語
  • シェアする
  • 設定
  • Copyright © 2025 Watch Tower Bible and Tract Society of Pennsylvania
  • 利用規約
  • プライバシーに関する方針
  • プライバシー設定
  • JW.ORG
  • ログイン
シェアする