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嗅覚のさまざまな働き目ざめよ! 1993 | 7月22日
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鼻腔上部の狭い部分にあるこの親指の爪ほどの大きさしかない組織には,約1,000万もの感覚ニューロン(4)があります。それぞれのニューロンの先端には,髪の毛のような突起が無数についています。これは嗅毛と呼ばれ,薄い粘液の層に覆われています。上皮は非常に敏感なので,ある種の臭気物質の場合,一度に吸い込んだ空気の中に4億6,000万分の1㍉㌘含まれていれば,感じとることができます。
しかし,人間はにおいをどうやって感じるのか,正確なことはいまだ謎に包まれています。いずれにせよ,人間は1万ものにおいをかぎ分けることができます。
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嗅覚のさまざまな働き目ざめよ! 1993 | 7月22日
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[図]
(出版物を参照)
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