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向学心を培うには目ざめよ! 2004 | 8月8日
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クリスチャンの全時間奉仕者であるハンスは,基礎教育しか受けていない年配の男性ジョージとの聖書研究を司会していました。ジョージは要点を把握して記憶するのに苦労していました。そこで,ハンスは紙に簡単な絵を描いて要点を説明してみました。「それ以来,ジョージは変わりました」とハンスは述べています。「実際,自分でも驚くほど,よく考えを把握して記憶できるようになりました。ジョージの頭脳がどのように機能するかを知ってから,当初思っていたよりもずっと聡明であることが分かりました。間もなく,ジョージは自信を持つようになり,かつてなく前向きな姿勢で聖書研究に取り組むようになりました」。
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向学心を培うには目ざめよ! 2004 | 8月8日
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このことは,オーストラリアで60歳から98歳の人を対象にして行なわれた20年間にわたる調査で実証されました。対象者の知能テストの成績は多くの場合,年に約1%ずつ下がっただけでした。しかし,「90代の人も含めて,一部の人たちは全く下がらなかった」と同報告は述べています。「傾向として,これらの人は体系的な学習実験に参加していた。それには外国語と楽器演奏の両方あるいはいずれかを学ぶことが含まれていた」。
前述のジョージは70代のときに,神の言葉を研究し始めました。同じように,現在80代のバージニアとその亡夫ロバートも,高齢になってから聖書を研究し始めました。バージニアはこう述べています。「ロバートは目がほとんど見えなかったにもかかわらず,暗記した筋書きを使って王国会館で短い聖書の話をしました。わたしのほうは,以前は全く本を読みませんでしたが,今では読書が大好きです。今朝も早い時間に『目ざめよ!』誌を1冊読み終えてしまいました」。
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