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勝利の新しい歌を歌う啓示の書 ― その壮大な最高潮は近い!
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啓示 7章1節と3節は,それら油そそがれた奴隷たちの14万4,000人全員が証印を押されるまで,滅びをもたらす四方の風が引き止められていることをわたしたちにすでに明らかにしてきました。啓示 12章17節は,それら「[女]の胤のうちの残っている者たち」がその期間中,龍であるサタンの特別の標的にされることを示してきました。また,啓示 13章は,サタンがエホバの忠実な僕たちに激しい圧力と残忍な迫害をもたらすために地から起こした政治組織を鮮やかに描写しています。しかし,あの大敵は神の目的を阻むことはできません! わたしたちは今や,サタンの悪意のある活動にもめげず,14万4,000人の人たちがすべて勝利を得て集められてゆくことについて学びます。
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勝利の新しい歌を歌う啓示の書 ― その壮大な最高潮は近い!
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4 14万4,000人の人たち全員がシオンの山に立っていますが,それはどうしてでしょうか。
4 ヨハネは,イエスのみならず,シオンの山に立っている天の王国の14万4,000人の仲間の相続人の一団全員をも見ます。幻が示している時期には,14万4,000人の全員ではありませんが,そのうちの多くの人たちがすでに天にいます。ヨハネは同じ幻の後の箇所で,聖なる者たちのある人々がなおも忍耐し,忠実を保って死ななければならないことを知ります。(啓示 14:12,13)ですから,明らかに,14万4,000人の中のある人々はなお地上にいます。では,彼らすべてがシオンの山でイエスと共に立っているのをヨハネは見ますが,それはどうしてでしょうか。a それは,油そそがれたクリスチャンの会衆の成員であるそれらの人たちが今や,「シオンの山,生ける神の都市なる天のエルサレム(に)……近づいた」からです。(ヘブライ 12:22,24)つまり,なお地上にいた時のパウロと同様,天の場所でキリスト・イエスと共になるため,すでに ― 霊的な意味で ― よみがえらされているのです。(エフェソス 2:5,6)その上,1919年には,「ここに上って来なさい」という招きにこたえ応じて,比喩的な仕方で「雲のうちにあって天へ上って行き」ました。(啓示 11:12)これらの聖句から見て,14万4,000人の人たちは全員 ― 霊的に言って ― イエス・キリストと共にシオンの山に立っていることが分かります。
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