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エグナティア街道 ― 拡大に貢献した道目ざめよ! 1997 | 8月22日
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[16,17ページの地図]
(正式に組んだものについては出版物を参照)
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[16ページのクレジット]
Mountain High Maps® Copyright © 1995 Digital Wisdom, Inc.
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エグナティア街道 ― 拡大に貢献した道目ざめよ! 1997 | 8月22日
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エグナティア街道 ― 拡大に貢献した道
ギリシャの「目ざめよ!」通信員
西暦50年,クリスチャンの宣教者たちの一行が初めてヨーロッパの地に足を踏み入れました。彼らは,使徒パウロが幻の中で受けた次のような招きにこたえてやって来たのです。「マケドニアへ渡って来て,わたしたちを助けてください」。(使徒 16:9)パウロとその仲間たちが伝えたイエス・キリストに関する音信は,ヨーロッパに劇的な影響を与えました。
マケドニアでキリスト教を広めるのに重要な役割を果たしたのが,ローマの舗装された街道であるエグナティア街道でした。宣教者たちは,エーゲ海の北端に位置する海港ネアポリス(現在のギリシャのカバラ)に着いた後,この街道を進んで行き,マケドニア地区の主要都市フィリピに至ったようです。この街道は,パウロと仲間たちのその後の目的地である,アンフィポリス,アポロニア,テサロニケへと続いていました。―使徒 16:11–17:1。
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エグナティア街道 ― 拡大に貢献した道目ざめよ! 1997 | 8月22日
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使徒パウロとその仲間たちは,西暦50年にネアポリスに上陸すると,フィリピまでエグナティア街道を16㌔北西に旅しました。
「安息日に,わたしたちは門の外の川のそばに出かけて行った。そこに祈りの場所があると思ったのである。そしてわたしたちは腰を下ろし,集まっていた女たちに話しはじめた」と,ルカは書いています。パウロの話を聞いていた女たちの中にルデアがいました。まさにその日に,ルデアと彼女の家の者たちは信者となったのです。―使徒 16:13,14。
パウロとその仲間たちは,フィリピからエグナティア街道を進んで行き,アンフィポリス,アポロニアを通ってテサロニケまで,合計約120㌔の旅をしました。(使徒 17:1)
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