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「人々の前で,また家から家へと……教え[る]」神の王国について徹底的に教える
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セクション7 • 使徒 18:23–21:17
「人々の前で,また家から家へと……教え[る]」
謙虚に自分を見つめ直すことや,融通を利かせることが宣教で大切なのはどうしてでしょうか。良い知らせについて伝道するメインの方法は何でしょうか。自分のしたいことよりも,神の望んでいることをどのように優先できるでしょうか。パウロの3度目の宣教旅行中の出来事から,学びましょう。
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反対に遭っても,「広まって勢いを増していった」神の王国について徹底的に教える
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20章
反対に遭っても,「広まって勢いを増していった」
アポロとパウロの奮闘により,逆境を乗り越えて良い知らせが広まる
1,2. (ア)パウロたちはエフェソスでどんな危険な目に遭いますか。(イ)この章ではどんなことを考えますか。
エフェソスの通りに怒号が飛び交い,人々が走る音がどどっと響きます。群衆が暴徒と化し,暴動が起きます。パウロに同行していた2人が捕らえられ,引きずっていかれます。町には,2万5000人を収容できる円形劇場があります。群衆は狂ったようにそこになだれ込み,柱の奥に店が立ち並ぶ大通りはすぐに空っぽになります。ほとんどの人はどうして騒動になっているのかも分かっていません。でも,自分たちの神殿と崇敬する女神アルテミスの立場が危うくなっているようだ,と感じます。熱狂して,「偉大なのはエフェソスのアルテミス!」と叫び始めます。(使徒 19:34)
2 またしても,サタンは暴徒たちを使って,神の王国の良い知らせが広まるのをとどめようとしています。もちろん,サタンの手口は暴力だけではありません。この章では,1世紀のクリスチャンの活動の邪魔をし,会衆をばらばらにさせようとするサタンの手口の幾つかを取り上げます。素晴らしいことに,サタンがどんな手口を使っても,「エホバの言葉は力強く広まって勢いを増して」いきました。(使徒 19:20)
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