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  • 聖書の57番目の書 ― フィレモンへの手紙
    『聖書全体は神の霊感を受けたもので,有益です』
    • これはまた,パウロの記した唯一の“私的な”手紙です。つまりこれは,会衆あるいは責任のある監督に公式にあてられた手紙ではなく,一人の私人にあてられたものであり,パウロがクリスチャンであるその兄弟と話し合いたいと願っていた特別の問題だけが扱われています。その兄弟は,フィレモンといって,明らかに裕福な生活をしていた人であり,小アジアの真ん中のフリギアの都市コロサイに住んでいました。―ローマ 11:13。

  • 聖書の57番目の書 ― フィレモンへの手紙
    『聖書全体は神の霊感を受けたもので,有益です』
    • 5 (イ)この手紙はどんなあいさつまた称賛のことばで始まっていますか。(ロ)パウロはフィレモンの奴隷オネシモについて彼に何と述べますか。

      5 オネシモは「奴隷以上のもの」として主人のもとに送り返される(1-25節)。パウロは,フィレモン,「わたしたちの姉妹」アフィア,「わたしたちの共なる兵士」アルキポ,およびフィレモンの家に集まる会衆にあてて温かいあいさつを送ります。そして,主イエスと聖なる者たちに抱いている愛と信仰のゆえにフィレモン(この名には「愛ある」という意味がある)をほめます。フィレモンの愛に関する報告はパウロに喜びと慰めをもたらしました。年寄りで,囚人であるパウロは今や,自分の「子」オネシモに関して,大いにはばかりのないことばで自分の気持ちを言い表わします。パウロは,このオネシモに対し,獄につながれている間にその「父」となったのです。オネシモ(この名には「有益な」という意味がある)は,フィレモンにとってかつては無用な者でしたが,今はフィレモンにもパウロにも有用な者となりました。―2,10節。

      6 パウロはオネシモに対するどんな扱いを勧めますか。どんな巧みな論議でそれを行なっていますか。

      6 使徒パウロとしては,オネシモを自分のところに置いて,自分が獄にいるあいだ仕えてもらいたいと思いましたが,フィレモンの同意なしにそうしたいとは思いませんでした。それで,彼を「もはや奴隷としてではなく,奴隷以上のもの,愛する兄弟として」送り返すことにします。そしてパウロは,パウロ自身を迎えるように,オネシモを親切に迎えてもらいたいと頼みます。オネシモがフィレモンに対して悪いことをしたのでしたら,それをパウロの勘定としてください。というのは,パウロは,「あなたもまた自分自身をさえわたしに負っている」とフィレモンに述べているからです。(16,19節)パウロは,まもなく釈放され,フィレモンを訪ねることができるかもしれないという希望を述べ,あいさつのことばで手紙を結びます。

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