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百年前の年 19162016 エホバの証人の年鑑
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巡礼者たちが励ましを与えた
巡礼者として知られた,ものみの塔協会の代表者たちが,町から町へと旅行して聖書研究者たちに励ましや諭しを与えました。1916年には少なくとも69名がその業に携わり,合計約80万㌔の旅をしました。
巡礼者であったウォルター・ソーンは,米国バージニア州ノーフォークにおける大会で行なった話の中で,クリスチャンの戦いを“大戦争”になぞらえて,こう語りました。「目下,兵役に就いている男性の数は,2000万ないし3000万と推定されます。……それとは別の,世に知られてはいない[兵士の]一団が存在します。それは主の兵士であり,彼らも,ギデオンの部隊と同じように戦っています。とはいえ,肉的な武器を取って戦っているのではありません。真理と義のために戦っており,信仰の立派な戦いをしているのです」。
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