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「このような人をいつも重んじなさい」ものみの塔 1988 | 10月1日
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9 (イ)一人の監督が,仲間の長老たちに対して威圧的な態度を取らないようにするために,どんな霊的な特質が助けになりますか。(ロ)長老は自分自身が『道理をわきまえている』ことを,どのように示しますか。この点に関して,1世紀の統治体はどのように模範を示しましたか。
9 クリスチャンとしての慎み,柔和さ,謙遜さがあれば,どの長老も,兄弟たちを支配して自分の意見を押し付けようとする傾向を避けられます。(箴言 11:2。コロサイ 3:12)特定の問題について,一人のクリスチャンの監督が,非常に強い,また誠実な意見を持っていることがあるかもしれません。しかし,自分の仲間の長老たちが自分と意見を異にする聖書的で神権的な理由があることを理解するなら,多数の人々が支持する見解に応じることにより,「より小さい者として行動」し,自分自身が『道理をわきまえている』a ことを示します。(ルカ 9:48。テモテ第一 3:3)また,1世紀の統治体が示した優れた模範に従います。統治体は,聖書的な討議を行なった後,聖霊を通してキリストから与えられた導きのもとに,「全員一致」の見解に達しました。―使徒 15:25。
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「このような人をいつも重んじなさい」ものみの塔 1988 | 10月1日
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a 「参照資料付き 新世界訳聖書」の脚注には,テモテ第一 3章3節の「道理をわきまえ」という語が,文字通りには「すぐに応じ」という意味のギリシャ語を訳したものであることが指摘されています。
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