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レユニオン2007 エホバの証人の年鑑
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約1年後,できたばかりのサンドニの群れは,30人ほど座れる小さな会館を借りました。トタン屋根で,よろい戸付きの窓二つとドアが一つある,木造の建物です。兄弟たちは許可を得た後,中の壁を取り壊し,小さな演壇を作り,背もたれのない木のベンチを設置しました。
雲一つない熱帯の日曜日の午前中,トタン屋根は性能の良いラジエーターのようになり,出席者は全員すぐに玉のような汗をかきました。演壇に立つ人は頭が屋根から数センチしか離れていなかったため,特にそうでした。その上,会館はしばしばいっぱいになり,多くの人が外に立ってよろい戸付きの窓や戸口の所で聴いていたので,ただでさえよくない換気がますます悪くなりました。
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レユニオン2007 エホバの証人の年鑑
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マダガスカルで1961年に研究を始めたミリアム・アンドリアンは,新しい聖書研究生の一人でした。ミリアムは,前述の会館がちょっとした大会ホールとしても使われたことを覚えています。その際,兄弟たちは,やしの枝を使って,影になる部分を付け足しただけでした。
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