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レユニオン2007 エホバの証人の年鑑
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ルシアン・ベショーはサンタンドレという都市に,
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レユニオン2007 エホバの証人の年鑑
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その前の年,サンタンドレの群れは会衆になるための申請を行ないました。申請書の内容は次のようなものでした。「1963年6月末にはバプテスマを受けた伝道者が12人になり,今後2か月の間に新しい伝道者が五,六人増える見込みです。兄弟たちは30件の聖書研究を司会しています」。申請は承認され,二人の兄弟が会衆の世話をしました。ジャン・ナッソーが会衆の僕つまり主宰監督で,ルシアン・ベショーが補佐でした。どちらも真理に入ってまだ2年もたっていませんでした。
心も体も大きな38歳のジャンは,工業学校の講師で,腕の立つ大工でした。バプテスマを受けたのは1962年で,王国の業の促進に役立つ事柄を成し遂げるための技術や能力を持っていました。事実,レユニオンで二つ目となる王国会館を,サンタンドレの自分の地所に自費で建てました。それはがっしりとした,仕上げも見事な木造の建物で,50人余りが楽に座れました。サンタンドレの群れが最初に奉仕していた区域に,今では八つの会衆があります。ジャンは1997年に亡くなるまで,エホバへの忠実を保ちました。
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