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主の再来をふれ告げる(1870-1914年)エホバの証人 ― 神の王国をふれ告げる人々
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ラッセルはその二人について,「この親愛なる兄弟たちと行なった神の言葉の研究は,いっそう緑豊かな牧場に徐々に到達していった」と語りました。その一人,ジョージ・W・ステットソンは,聖書のまじめな研究者で,ペンシルバニア州エディンボロにあったキリスト再臨教会の牧師でした。
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主の再来をふれ告げる(1870-1914年)エホバの証人 ― 神の王国をふれ告げる人々
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ジョージ・W・ステットソン ―「非常に有能な人」
C・T・ラッセルは,聖書の研究に関し,ペンシルバニア州エディンボロのジョージ・W・ステットソンから受けた援助に対して深い感謝を表明しました。ステットソンは1879年10月9日に64歳で亡くなりました。翌月の「ものみの塔」誌は,ステットソンの死に関する通知を載せましたが,そこには27歳のラッセルがステットソンに対して抱いていた深い敬意が表われています。「我々の兄弟は非常に有能な人で,キリストを宣べ伝えさせていただくため,世俗的かつ政治的栄誉に浴する輝かしい見込みを放棄した」と,ラッセルは書きました。ステットソンは臨終の時に,C・T・ラッセルが葬儀の話をすることを要請し,ラッセルはその要請を受け入れました。「1,200人ほどの人々が葬儀に参列したことは,我々の兄弟が大いに尊ばれていたことを裏づけている」と,ラッセルは報告しています。―「ものみの塔」誌(英文),1879年11月号。
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