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フィンランド1990 エホバの証人の年鑑
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ラザフォード兄弟の訪問
1913年の夏は興奮を誘う活気に満ちていました。後に協会の2代目の会長となったジョセフ・F・ラザフォードとA・N・ピアソン ― 共に世界本部の奉仕者 ― がフィンランドを訪問したのです。ラザフォード兄弟は,「死者はどこにいるか ― 弁護士の観点に立って」という論題に基づく話をしました。ラザフォードは判事だったので,その弁護士とは彼自身のことを指すと考えた人もいましたが,実際には使徒パウロのことを指していました。公開講演は成功を収めて,およそ2,500人余りの出席者が見られ,33人がバプテスマを受けました。
その後,ハルテバ兄弟が以前に使用したカイサニエミ公園で,もう一つの公開講演が行なわれました。ラザフォード兄弟によると,それは兄弟が屋外で行なった初めての講演で,興味深い経験に思えたとのことです。
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フィンランド1990 エホバの証人の年鑑
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1913年,ジョセフ・F・ラザフォードは最初の野外公開講演をここカイサニエミ公園で行なった
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