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ケニアとその近隣諸国1992 エホバの証人の年鑑
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1971年2月までには会衆の伝道者4人が野外宣教の時間を報告していました。政府内に変化が生じて宗教に対して寛容になったものの,言語の問題のため成長はゆっくりしたものでした。キニャルワンダ語の書籍はまだなかったのです。
ザイールやタンザニアから他の開拓者たちが援助にやって来ました。1974年までには,19人の活発な伝道者がいました。1975年に,彼らは1,000冊以上の書籍を配布しました。その年にはさらに他の注目すべき出来事がありました。ナイロビの支部事務所から一人の兄弟が訪問し,6人がバプテスマを受け,ルワンダの兄弟7人が王国宣教学校から益を受けたのです。まさに,拡大のためのよい土台が据えられました。キガリ以外のところでも小さな聖書研究の群れが幾つか発足しました。
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ケニアとその近隣諸国1992 エホバの証人の年鑑
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兄弟は熱意を示すと共に,ルワンダ人の気質を理解していたので,それは神権的な進歩を促す助けになりました。他のルワンダ人もルワカブブ兄弟と同じような意欲を示しつつ真理に入ってきました。キガリでは集会の出席者が増加し,伝道者の数も1975年の29人から,1976年には46人,1977年には76人になりました。ルワカブブ兄弟の家の居間で開かれた最初の巡回大会には40人が出席しました。
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