人生を生きて行くのに良い指針
ある小学校の先生は,自分の受け持つクラスの生徒の母親から受け取った2冊の本を読んで,上のように感じました。その2冊とは,ものみの塔聖書冊子協会の出版した,「あなたの家族生活を幸福なものにする」と「若い人が尋ねる質問 ― 実際に役立つ答え」と題する本です。先生は,その子の母親に宛てて次のような手紙を書きました。
『先日から,いろいろと貴重な本や雑誌を見せていただき本当にありがとうございました。たいへん分かりやすくて,人生を生きて行くのにとても良い指針になるように思いました。まだ,少ししか読んでいないので,大きなことは言えませんが,特に,若者たちが憂うつな気分になるというところは,興味深く読みました。金銭面や外見のみの幸せを求めるなら,空しく,悲しい気持ちになるのは当然ということが,ほんとに納得のいくような話し方で述べられていることに心を引かれました。何か不思議な力が作用して書かれているような気がしました。
『私は,学校では教師として,家では二人の子供の親として,いろいろ悩むことが多いのですが,いただいた2冊の本と雑誌は,私にいろいろ教えてくれ,あまり悩まずに,楽しく仕事ができるような気持ちにさせてくれました。教室の子供たちも幸せにしてやれるような気がしてきます。本当にありがとうございました』。
この女性教師は,もっと多くの出版物を読みたいとの願いを言い表わしました。読者も,これらの本から益を得れば,『あまり悩まず,楽しく仕事ができるようになる』でしょう。