ものみの塔 オンライン・ライブラリー
ものみの塔
オンライン・ライブラリー
日本語
  • 聖書
  • 出版物
  • 集会
  • 1915-1947年 初期の活動(第3部)
    2014 エホバの証人の年鑑
    • 禁令下で堅く立つ

      第二次世界大戦がアフリカに暗い影を落としていたころ,シエラレオネのエホバの民はクリスチャンの中立の立場を取りました。(ミカ 4:3。ヨハ 18:36)英国当局は,事実に反して兄弟たちを反体制分子と決めつけて活動を監視し,出版物を発禁処分にしました。フリータウンの税関の役人が出版物の積荷を差し押さえ,焼き払ったこともあります。発禁文書を持っているとして逮捕された兄弟たちもいます。幸い,まもなく釈放されました。a

      禁令にもかかわらず,証人たちは伝道を続けました。ポーリン・コールはこう述べています。「定期的に来る船の乗組員だった兄弟が『ものみの塔』誌を何部か届けてくれていました。それをもとに,わたしたちは集会用の写しをタイプして作りました。聖書の話題に関するビラを印刷して人々に配ることもしました。特に地方の村々で,兄弟たちは引き続き公開講演をし,ラザフォード兄弟のラジオ講演の録音を流しました」。

      そうした地道な努力は確かにエホバの祝福をもたらしました。経験豊かな長老で特別開拓者のジェームズ・ジャレットはこう述べています。「戦時中,石切りの仕事をしていた時に,高齢の姉妹が『避難者』という小冊子をくださいました。多くの避難民がフリータウンに来ていたので,その題に興味を引かれました。その晩それを読み,すぐに真理だと悟りました。翌朝,姉妹を探し,兄と二人の弟のためにも小冊子を受け取りました。兄弟4人全員が真理を受け入れました」。

      1945年に戦争が終わった時,フリータウン会衆には32名の奉仕者がいました。兄弟姉妹は忠誠を保ち,霊的に活発であり続けました。前進する意欲に満ちていたのです。

  • 1915-1947年 初期の活動(第3部)
    2014 エホバの証人の年鑑
    • a 禁令は1948年に解かれました。

日本語出版物(1954-2026)
ログアウト
ログイン
  • 日本語
  • シェアする
  • 設定
  • Copyright © 2025 Watch Tower Bible and Tract Society of Pennsylvania
  • 利用規約
  • プライバシーに関する方針
  • プライバシー設定
  • JW.ORG
  • ログイン
シェアする