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  • 『エホバはみ顔を輝かせてくださった』
    ものみの塔 2009 | 8月15日
    • 「自分の言語で行なわれる集会なのです!」

      エホバの証人は手話のDVDを出すことに加え,手話で集会を行なう会衆を組織してきました。現時点で世界には1,100余りの手話会衆があります。ろう者は自分たちの言語で行なわれるプログラムを楽しみます。聖書の真理は手話で,つまりろう者の思考パターンに従って,その文化や生活体験に配慮した形で提供されます。

      手話会衆の設立はどんな益を及ぼしているでしょうか。1955年にバプテスマを受けてエホバの証人になったシリルの経験を考えてみましょう。シリルは長年にわたって,印刷された出版物を懸命に学び,集会に忠実に出席してきました。集会では,通訳してもらえることもあれば,そうでないこともありました。通訳がいない時には,会衆の親切な仲間が話の内容をメモしては見せてくれ,それに頼るしかありませんでした。エホバの証人になって34年後の1989年,ついに米国で最初の手話会衆がニューヨーク市に設立されました。手話会衆の成員となったシリルは,どう感じたのでしょうか。「森の外に出たような,暗いトンネルを抜けて,明るいところに出たような気持ちでした。自分の言語で行なわれる集会なのです!」

      エホバの証人の手話会衆は,ろう者が定期的に集まり合い,神について学び,神を崇拝することができる場所です。そこに集まる神の民は大いに築き上げられます。ろう者が言語の違いゆえに周囲から孤立しがちな世界において,これらの会衆では心ゆくまでコミュニケーションを図り,交わりを楽しめます。こうした環境の中で,ろう者は学び,成長し,エホバに奉仕するようになります。全時間の福音宣明者になった人も少なくありません。他の国に住むろう者がエホバについて学ぶのを助けるため,外国に移動した人もいます。ろう者の兄弟の中には,効果的に教え,組織し,牧する方法を学び,会衆を世話する責任を担っている人もいます。

      米国では100を超える手話会衆と,80ほどの手話の群れがあります。ブラジルには手話会衆が300ほど,群れは400以上あります。メキシコでは,手話会衆の数は300近くに達します。ロシアには30を超える手話会衆と113の群れがあります。これらは,世界じゅうで生じている増加のほんの数例です。a

  • 『エホバはみ顔を輝かせてくださった』
    ものみの塔 2009 | 8月15日
    • [24,25ページの図版]

      世界には1,100を超える手話会衆がある

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