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睡眠 ― ぜいたく? それとも不可欠?目ざめよ! 2003 | 3月22日
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睡眠は食欲にも影響するようです。科学者たちの発見によると,睡眠はまさに,シェークスピアの言うとおり,「人生の饗宴における最高の滋養」です。脳は,睡眠の不足を,食事が足りないこととみなします。睡眠中に体内でレプチンが分泌され,普通はこのホルモンが満腹になったことを体に知らせます。ところが,必要以上に起きていると,レプチンの生産量が減り,炭水化物を欲しくなるのです。それで,睡眠不足のために炭水化物の消費が多くなることがあり,それは肥満につながりかねません。
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睡眠 ― ぜいたく? それとも不可欠?目ざめよ! 2003 | 3月22日
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[6ページの囲み記事/図版]
睡眠不足の影響
短期的影響
■ 眠気
■ 急な感情の起伏
■ 短期記憶の低下
■ 創造力,構想力,実行力の低下
■ 集中力の低下
長期的影響
■ 肥満
■ 早老
■ 疲労
■ 感染症,糖尿病,心臓血管疾患,胃腸疾患にかかる危険の増大
■ 慢性的な物忘れ
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