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魂とは何ですか聖書 Q&A
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聖書によると,ネフェシュやプシュケーは仕事をしたり,何かを食べたくなったり,食事をしたり,法に従ったり,死骸に触れたりします。(レビ記 5:2; 7:20; 23:30。申命記 12:20。ローマ 13:1)ですから,魂ではなく人そのものだと分かります。
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魂とは何ですか聖書 Q&A
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聖書には「死んだ人[ネフェシュ]」という表現も何度か出てきます。(レビ記 21:11。民数記 6:6)こうした表現からも,ネフェシュが不滅の魂ではなく人を表していることが分かります。
ネフェシュやプシュケーは「命」を意味する場合もある
例えば,ヨブ 33章22節には,「その人の命[ネフェシュ]は墓穴へと,死をもたらす者たちへと近づきます」と書かれています。ここでは,ネフェシュは人全体というよりも人の命を表しています。聖書の中ではほかにも,命を懸けることや命が失われることを表現するのに,ネフェシュやプシュケーが使われています。(裁き人 9:17。フィリピ 2:30)
創世記 35章18節には,ラケルが「息を引き取ろうとする」時のことについて書かれています。この表現は,ヘブライ語を直訳すると「ネフェシュが去ろうとする」となります。これは人の命が終わりを迎えようとしていることを表す比喩表現であり,魂が出ていくことについて述べているのではありません。
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