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タイ1991 エホバの証人の年鑑
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開拓者たちは戦前から戦中にかけて真理の種を活発にまいていたので,今や中核となる,関心を持つ人たちが現われていました。ですから,兄弟たちが1946年に「御国伝道者の神権的な助け」,「年鑑」,「組織の指示」などを含む文書の積み荷を受け取ったのは,極めて時宜にかなったことでした。開拓者たちは“遅れを取り戻す”とともに,関心を持つ仲間にもその新しい情報を伝えるため,それらの貴重な手引き書をむさぼるようにして読みました。幾人かの新しい人たちは伝道を行ない始めていましたが,神権組織に対する認識をなおも十分に深める必要がありました。
開拓者たちは新たに供給された文書を用いて良いたよりを広めるため,全力を尽くして勤勉に働きました。そのため,1946奉仕年度には,14人の伝道者と開拓者から成るグループが1万4,183冊の書籍と小冊子を配布し,47件の聖書研究を取り決めたのです。これはその小さなチームが成し遂げた快挙でした。
シャム(タイ)語による「ものみの塔」誌の出版は画期的な出来事でした。同誌は1947年1月1日号を皮切りに,
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タイ1991 エホバの証人の年鑑
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結果として,1948奉仕年度の伝道者数の合計は31人から65人に急増しました。
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