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エホバとイエスに倣った考え方をするものみの塔(研究用)2025 | 3月
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「健全な考え方」をする
13. 「健全な考え方」をするクリスチャンはどんなことをしますか。
13 「健全な考え方」をするクリスチャンはどんなことをしますか。(ペテ一 4:7)エホバの考えに沿った決定ができるようにベストを尽くします。また,エホバとの絆を何よりも大切にします。自分が何でも知っているわけではないことをわきまえ,いつも謙虚な態度でエホバに祈って頼ります。b
14. ペテロはどんな時にエホバに頼ることを忘れてしまいましたか。
14 イエスは亡くなる前の晩,弟子たちにこう警告しました。「今夜,あなたたちは皆,私を見捨てます」。でもペテロは自信満々にこう答えました。「ほかのみんながあなたを見捨てても,私は決して見捨てません!」その少し後にイエスは弟子たちにこうアドバイスしました。「ずっと見張っていて絶えず祈り……なさい」。(マタ 26:31,33,41)このアドバイスの通りにしていれば,ペテロは自分がイエスの弟子であることを勇敢に認めることができたはずです。でも,結局ペテロはイエスのことを知らないと言ってしまい,ひどく後悔しました。(マタ 26:69-75)
15. イエスが,亡くなる前の晩にも健全な考え方ができたのはどうしてですか。
15 イエスは心からエホバに頼りました。イエスは完全でしたが,亡くなる前の晩も繰り返し祈りました。それで,エホバが望む通りのことを勇敢に行うことができました。(マタ 26:39,42,44。ヨハ 18:4,5)ペテロは,イエスが真剣に祈る姿をずっと忘れなかったはずです。
16. ペテロが健全な考え方ができるようになっていたことはどんなことから分かりますか。(ペテロ第一 4:7)
16 やがてペテロは,祈ることによってもっとエホバに頼るようになりました。復活したイエスは,ペテロやほかの使徒たちが伝道活動をやり遂げられるよう,聖なる力を与えると保証しました。そしてそれまではエルサレムにとどまるようにと言いました。(ルカ 24:49。使徒 1:4,5)ではその間,ペテロは何をしていましたか。仲間のクリスチャンと「ひたすら祈り続け」ていました。(使徒 1:13,14)後にペテロは手紙の中でクリスチャンに,健全な考え方をし,エホバに祈って頼るよう勧めました。(ペテロ第一 4:7を読む。)ペテロ自身,どんなときもエホバを信頼していました。そんなペテロは会衆のみんなから頼られる,柱のような存在になりました。(ガラ 2:9)
17. 優れた能力を持っているとしても,どんなことは欠かせませんか。(写真も参照。)
17 健全な考え方をするには,頻繁にエホバに祈ることが欠かせません。どんなに優れた能力があるとしても,祈ってエホバに頼ることを忘れないようにしましょう。重要な決定をしなければいけない時は特に,自分にとって何が一番いいかを知っているのはエホバだということを認め,祈ってエホバに導いてもらうことが大切です。
ペテロは祈ることによってエホバに頼るようになった。私たちも大切なことを決める時は特に,健全な考え方ができるようエホバに祈る。(17節を参照。)c
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