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  • 君の君たる者に向かってだれが立ち得ようか
    ダニエルの預言に注意を払いなさい
    • 「彼らの王国の末期,すなわち違犯を行なう者たちが極みに進む時,顔つきが猛悪で,あいまいな言い回しをよく理解するひとりの王が立ち上がる。

  • 君の君たる者に向かってだれが立ち得ようか
    ダニエルの預言に注意を払いなさい
    • 17 (イ)英国とローマ帝国はどんな関係にありましたか。(ロ)大英帝国は,マケドニアとギリシャを支配したヘレニズム王国とどのような関係にありますか。

      17 では,歴史的に見て,攻撃的で『顔つきが猛悪な王』はだれであることが分かるでしょうか。英国は実際のところ,ローマ帝国の北西部から分かれ出たものでした。今の英国がある場所には,西暦5世紀の初期に至るまで,ローマの属州が幾つか存在していました。時が流れ,ローマ帝国は衰退しましたが,ギリシャ・ローマ文化の影響は,英国でも,ローマの支配下にあったヨーロッパの他の場所でも,途絶えませんでした。ノーベル賞を受賞したメキシコの詩人で作家のオクタビオ・パスは,「ローマ帝国が崩壊して,教会がそれに代わる地位を占めるようになった」と述べ,「教会の教父たちと後代の学者たちは,キリスト教の教理にギリシャ哲学を継ぎ足した」と付け加えています。また,20世紀の哲学者で数学者のバートランド・ラッセルは,こう述べました。「ギリシャに端を発する西洋文明の基盤は,ミレトス[小アジアにあったギリシャの都市]で2,500年前に始まった哲学的かつ科学的伝統にある」。ですから,大英帝国の文化的ルーツは,マケドニアとギリシャを支配したヘレニズム王国にあると言ってよいでしょう。

      18 「終わりの時」に『顔つきが猛悪な王』となった小さい角とは何ですか。説明してください。

      18 1763年にはすでに,大英帝国は強力なライバルであったスペインとフランスを打ち負かしていました。それ以降,大英帝国は海の覇者で,聖書預言における7番目の世界強国であることを明らかに示しました。アメリカにあった13の植民地が英国から離脱し,アメリカ合衆国を建国した1776年以降でさえ,大英帝国は地表面積の4分の1,世界人口の4分の1を擁する国に成長しました。アメリカ合衆国が英国と提携して英米二重世界強国を形成するに及び,第七世界強国はいっそう強い力を得ました。この強国は経済的にも軍事的にも,まさに『顔つきが猛悪な王』となっていました。それで,「終わりの時」に猛悪な政治強国となった小さい角とは,英米世界強国のことです。

  • 君の君たる者に向かってだれが立ち得ようか
    ダニエルの預言に注意を払いなさい
    • ダニエル 8:23

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