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聖書の55番目の書 ― テモテへの第二の手紙『聖書全体は神の霊感を受けたもので,有益です』
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1 西暦64年ごろローマではどんな迫害の火の手が上がりましたか。どんな事がその表向きの理由でしたか。
パウロは再びローマで囚人となっていました。しかし,この2度目の投獄の状況は,最初の時よりずっと厳しいものでした。それはおおよそ西暦65年ごろのことです。
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聖書の55番目の書 ― テモテへの第二の手紙『聖書全体は神の霊感を受けたもので,有益です』
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死の影のもとにあったパウロは,自分のことを,「神のご意志により,またキリスト・イエスに伴う命の約束にしたがって,キリスト・イエスの使徒となったパウロ」と呼んでいます。(1:1)彼は,キリストと結びついた命が自分を待っていることを知っていました。彼はエルサレムからローマまで,そして恐らくスペインに至るまで,既知の世界の多くの主要都市で伝道していました。(ローマ 15:24,28)彼はその道程を最後まで忠実に走ってきたのです。―テモテ第二 4:6-8。
3 テモテ第二の書はいつ書かれましたか。各時代のクリスチャンにどんな益を与えてきましたか。
3 この手紙は西暦65年ごろ,パウロが殉教の死を遂げる直前に書かれたものと思われます。
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