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「1日にりんご1個で医者いらず」目ざめよ! 1996 | 2月8日
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りんごの木は,ナシ,カリン,セイヨウサンザシ,ナナカマドなどと共にバラ科(Rosaceae)に属しています。これらの木はみな,樹液にたくさんの糖分を含んでいます。その香り高い果実は,緑がかった色のものや黄,赤などさまざまで,酸っぱい香りのするものから甘い香りのするものまであります。
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「1日にりんご1個で医者いらず」目ざめよ! 1996 | 2月8日
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しかし,この果物がわたしたちの味覚を楽しませてくれる時よりもずっと前に,満開のりんごの花が,わたしたちの目を楽しませてくれます。りんごの木は,縁がバラ色の白い花をつけますが,花の数がとても多いので,もしそれらが全部りんごになったなら,木はその重みに耐えることができないでしょう。たいてい初夏の嵐が一部の花を運び去ってくれることになります。
りんごの栽培
りんごの木が一番よく育つのは温帯です。りんごの木は遠い昔から栽培されてきました。聖書の中では,りんごやりんごの木が6回出てきます。a ローマ人はりんごが好きでした。ローマの軍隊は数多くの征服を行ないましたが,その際に,さまざまな種類のりんごをイングランドやヨーロッパの各地に広めました。初期のアメリカ入植者たちは,りんごの種やりんごの木を英国から持ち込みました。
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「1日にりんご1個で医者いらず」目ざめよ! 1996 | 2月8日
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[24ページの図版]
満開のりんごの花は目を楽しませてくれる
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